幸福な晩婚を目指したい!婚活・相手探しを間違えないための考え方・出会い方
JIJICO / 2018年4月22日 7時30分
幸福な晩婚を目指したい!婚活・相手探しを間違えないための考え方・出会い方
婚活は自分の努力だけでは成果が出るとは限らない
人生、何かを始めるのに遅すぎるという事はない!という言葉があります。確かに、何かをやろうと行動すれば、程度の差はあれ、成果や結果は出てくるものです。そういう意味では、この言葉は的を得ていると言えるでしょう。
では、その言葉を婚活に置き換えてみるとどうでしょうか?婚活においては、多少意味合いが違ってきます。英語などの語学力やピアノなどの技術力と違い、自分だけの努力では必ずしも成果が出るとは限らないのが婚活の正体です。
それはなぜでしょうか?なぜなら、婚活は、相手の意思が介在するからです。そして、やっかいなのが、「恋心」という、需要と供給の化学変化がなければ成立しない性質の活動だからなのです。
女性なら、若くてきれいな人が断然優位です。
男性なら、高学歴高収入の方が断然優位です。
このように、婚活とは、不平等極まりない異性からの評価が下される性質のものでもあります。さらに、想う方に愛されるために、どんなに努力しても振り向いてもらえないという、辛い一面もあるでしょう。
年齢・性別毎の相手選び・出会い方のポイント解説
結婚を目指す独身男女の方にとっては、婚活なしでは結婚に結び付きにくいという現状は無視できません。結婚を望まれるなら、婚活は今や必要条件となりつつあります。
特に、昨今は晩婚化が進んでいます。
30代後半以上ともなると、努力なしでは出会いを見つけるのも難しい現状があります。そこで、幸せな晩婚を目指す方のために、35歳以上の世代別の相手選びや出会い方のポイントをまとめて解説いたします。
※「晩婚」の定義は、はっきりとは定まっていませんが、本稿では医学上、高齢出産とされる年齢が35歳なので、35歳以上の結婚を晩婚とします。
仕事の基盤が固まりつつある年代です。一番伸びるこの時期は、仕事上の期待も多く、激務の方がほとんどでしょう。
そして、今後の社会の評価にもつながる、家族設計をしっかりすべき時期にあります。結婚をして家庭を持つという事は、社会でも一定の評価にもつながります。家庭、家族設計を意識した相手選びが重要となります。
心身ともに健康な女性で、妊娠・出産を期待できる女性。そして、妻として一緒に家庭を守って、支えてくれる女性を選ぶと万全です。
社内の同僚や後輩から候補を探してもよいですし、積極的に合コンに参加してもよいですね。仕事上の啓蒙セミナーや、趣味のセミナーなどの参加者を見極めていくのもよいでしょう。ただ、確実なのは、やはり結婚相談所です。
35歳以上女性はこれからのキャリア・ライフスタイルを考えて仕事でうまくいき、バリキャリの道を歩んでいる人と、体力共に限界を感じて仕事を辞めたいと思う人と差が出る時期です。
バリキャリの女性は、家事分担をいとわない男性を選ぶなど、ライフスタイルを一緒に楽しめる男性選びに留意されると良いでしょう。専業主婦を目指す女性は、高収入の方を選ぶと、安心して家庭に入れるでしょう。
婚活パーティーは、20代の女性にはとても優位に運びますが、35歳を過ぎると、主催者やテーマを吟味して参加するようにしましょう。時間の無駄になりますし、自信喪失につながってしまいます。
おすすめは、なりふり構わず、周囲に結婚したい宣言をして、とにかく紹介してもらうのが早いです。そこまでやりたくない方は、やはり結婚相談所がおすすめです。婚活アプリは、交際期間が長引く傾向にあるため、早めに結婚したい方にはあまり向かないでしょう。
40歳以上男性は相手を受け入れる姿勢を見直してみよう社会的に地位も出てきた年代です。役職もついている方が多いでしょう。実は、この年代は婚活においては、それが災いします。年収も十分だし学歴もあるのに、なぜ結婚が決まらないのかと悩んでいる人が多い年代でもあります。
女性に振られてしまうパターンとしてよくあるのが、レディーファースト精神を忘れてしまいがちな事です。女性をデートに誘ったときに、自分だけまっさきに歩いて、レストランの椅子に先にどかっと座ったりしていませんか?また、身だしなみはいかがですか?清潔感はありますか?年相応のマナー・振る舞い方は身に付いていますか?
この年代は、相手を受け入れる姿勢を見直し、外見の身だしなみなど、見た目改革をする必要があります。そのようなアドバイスをして頂ける結婚相談所を利用されるとよいでしょう。
40歳以上女性は出産や相手の年齢層を熟考して妊娠・出産の期待値が狭まってきます。子供を持ちたい男性から敬遠されてしまう現状があります。しかし、だからといって、あきらめてしまえば、幸せな結婚は遠のいてしまいます。
ある程度妥協する必要があるでしょう。
過去に素敵な男性と交際経験がある女性には、受け入れがたい現実ですが、気持ちを切り替えないと、前に進んでいきません。ご自身のマインドをリセットして、現実的な相手選びを心がけましょう。
ライフスタイル重視なのか、不妊治療をしてまでも出産に挑戦するのか、まずは考えてみる必要があるでしょう。
その上で、年上の男性を受け入れるのか、同世代の男性に的を絞るのかに留意して、相手選びをしていくとよいです。
健康を保つことがテーマとなる世代です。生殖機能に自信があるかないかも重要なポイントとなってきます。子供を持つために、年下女性に的を絞るのか、ライフスタイルを重視して、同世代の女性に的を絞るのか、まずは考えてみましょう。
そのうえで、年下女性に的を絞るようでしたら、見た目改革や、年下に合わせた話題ができるように、信頼できる人やコンサルタントに相談してみましょう。
同世代の女性に的を絞るようでしたら、趣味の会など積極的に参加してみましょう。
45歳以上女性は年上も視野に入れて対象を広げてみる現実的には婚活が難しくなっていく世代です。しかし、何も行動しなければ、何も起こりません。ここであきらめてしまったら、一生一人で生きていく事になります。でも、本当に一人で生きていく自信ありますか?
結婚を現実にするなら、思い切って、過去の栄光の整理をしましょう。ご自身の市場価値を自己判断するのも必要です。その上で、60歳以上の男性も視野に入れて、お相手男性の年代を広げてみていきましょう。
結婚相談所でしたら、お相手男性の健康状態や資産などの状況がわかり婚活できるので、安心です。
晩婚の婚活は理想と妥協のせめぎ合いであることを理解して進めよう
以上、年齢、性別ごとに相手選びや出会い方について解説しましたが、晩婚の婚活は、理想と妥協のせめぎ合いです。
しかし、それは、これから人生を進めていくうえでのチャンスを頂いたという事なのです。愛を育みながら、一緒に生活して人生を作っていくパートナー。これが結婚の神髄です。この素晴らしさを是非、運命の人と分かち合って頂きたいと願っています。運命の人とは、あなたが相手を思いやり、受け入れた人です。その運命の人に出会い、結婚して愛を育んでいかれることを心より願っています。
(小西 明美/結婚コンサルタント、仲人士)
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