子どもの自殺を防ぐために 周囲の大人が夏休み明け前後にできること

JIJICO / 2018年8月31日 7時30分

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子どもの自殺を防ぐために 周囲の大人が夏休み明け前後にできること


子どもが自殺するピークは8月下旬から

子どもの自殺のピークは夏休み後半あたりといわれます。自殺総合対策推進センターでは「直近10年間の自殺者のピークは8月下旬にある」との調査結果を発表しました。8月下旬から9月上旬にかけては、明らかに他の月とは自殺者数が歴然と違います。小中高生の自殺者が100人を超えるのはこの時期です。

なぜ子どもたちは、この時期に絶望するのでしょうか?また、身近な人たちができることは何でしょうか?

環境の変化はポジティブなものであってもストレスは発生する

子どものみならず、人間というのは環境の変化にストレスを感じます。皆さんも経験があるのではないでしょうか?

例えば時期でいえば、3月の末から4月にかけて、働いている環境が変わったり、進学したりというのは、新たに人間関係を構築したり、今までやらなかったことをするなどして、ストレスに感じることは多いと思います。ネガティブに感じることのみがストレスとも限りません。結婚、昇進といったものも、ストレスとしては日常よりも高いのです。アメリカの社会生理学者 ホームズとレイが考案した、ライフイベントを数値化して計測する方法では、その項目に夫婦の和解やクリスマスまで含まれているのです。

そう考えると、毎日学校に行かなくてよかった夏休みが終わって、毎朝同じ時間に起きて学校に行くという日常に戻ることは、子どもにとってとても大きなストレスと言えるでしょう。

自殺を防ぐために周囲の大人にできる4つのこと

自殺という悲しい人生の結末を「未然」に防ぐために周囲の大人は何ができるでしょう?

1.コミュニケーション

普段からコミュニケーションを取ることです。この時期はこういった記事が増えますが、土壇場の対応よりも、普段からコミュニケーションを取ることが、変化に気づく最良の方法と言えるでしょう。「大丈夫。」という言葉だけで大丈夫としてはいけないのです。

2.同調ではなく共感

「私、聞き上手なんです。」という大人でも、同調と共感の違いを理解していない人は多いです。「あいつムカつく。」という言葉に「あいつムカつくよね。」と相手に乗っかるのは同調です。「あいつにムカついてるんだね。」と相手の感情を感じることが共感です。

3.結論を急がない

これは男の人がやってしまいがちなんですが、「じゃあこうすればいいじゃないか。」と、結論を急いで与えてしまうことです。「何が分かる!?」となってしまう可能性が高いです。

4.協力する

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