住宅ローンの不安は誰に相談すべき?専門家に相談すれば不安は解消するか

JIJICO / 2019年10月12日 7時30分

写真

住宅ローンの不安は誰に相談すべき?専門家に相談すれば不安は解消するか

住宅ローンの相談は誰にすればいい?

「マイホームは欲しいけれど、住宅ローンの返済は不安」という人は多いです。中には、不安を解消するために専門家に相談する人もいますが、住宅ローンの相談先はどんな選択肢があるのでしょう。また、専門家に相談することで不安を解消することはできるのでしょうか。

住宅ローンについて相談できる場所はいくつかありますが、ここでは3つの相談先について特徴や得意分野について解説します。

まず、住宅ローンの相談先で多いのが、住宅購入時に接することになる「住宅・販売事業者(営業マン・店頭・営業所など)」や「金融機関」です。両者は、相談者がいわゆる「未来の顧客」であるため、通常無料で相談することができるのも利点でしょう。さらに、近年存在感を増している「ファイナンシャルプランナー」についても見ていきたいと思います。

不動産(住宅販売)会社

不動産(住宅販売)会社は、提携ローンを扱っていることが多く、提携ローンを申し込んだ方の事例を多く知っているはずです。そのため、「このくらいの年収の方なら、問題なく審査が通っている」といった目安を経験値として持っているでしょう。ローン審査を控えた方にとって、審査の目安が知れれば大きな安心になるでしょう。

また、審査が通った後、融資実行や引き渡しの流れなど実務的な部分も聞くことができます。多くの方にとってマイホーム購入は初めてのことですので、スケジュール感を知ることができるのも大きなメリットのはずです。ただし、融資の専門家ではないため、「借入額が妥当かどうか」は自ら判断する必要があります。

金融機関

街中の店舗はもちろん、ネット銀行でも電話相談や相談窓口を設けている金融機関が多いです。融資の専門家ですので、金利や諸経費について正確、かつ最新の情報が入手できるでしょう。

また、金利の種類や諸経費の金額は同じ金融機関の住宅ローンであっても、商品ごとに異なるのが通常です。違いや特色について、正しい説明を受けられるメリットは大きいです。

ただし、審査や担保評価の部分は、ある程度話が進んでいないと具体的な話が聞けないと考えていいでしょう。融資の専門家だからこそ、慎重な立場を持たなければならないからです。

さらに、上記2つはどちらも会社が主催するため、基本的には自社(自行)で扱う商品の説明がメインになります。

ファイナンシャルプランナー

既述の2つと立ち位置を異にするのが、ファイナンシャルプランナーです。多くは金融機関や不動産会社に属せず、中立の立場でマイホーム購入のアドバイスをします。ファイナンシャルプランナーは家計の専門家ですので、マイホーム費用以外の相談にも乗ってくれる点も特徴でしょう。

例えば、「住宅ローンを返済しながら子供を大学に行かせられる?」「住宅ローンを完済し、老後資金は残るの?」といった、数十年ものライフイベントを踏まえて家計を見ることになります。

広い視野で家計全体を相談できる点が強みですが、相談は有料になるのが一般的です。料金の総額を確認し、それだけの金額を支払う価値があるのか、よく吟味する必要があります。

また、中には保険商品の販売で生計を立てているファイナンシャルプランナーもいます。セールスを受けたくない方は事前に確認しておくといいでしょう。

セミナーを事前に活用するのもおすすめ

相談に行く前に、住宅購入について予備知識をつけておくと相談がより有意義になるでしょう。予備知識があれば、専門家の話を理解しやすいからです。

住宅セミナーは、住宅展示場や不動産の仲介会社で開催されるものが多く見られます。これらは最終的には販売や紹介につなげるのが目的で、「見込み客」を対象としたものが主流です。

しかし最近は、販売や紹介等を目的とせず純粋に住宅ローンや住宅費用について学べるセミナーも増えてきています。販売や紹介等を目的としていないセミナーの、多くは有料です。とはいえ、おおむね数千円程度と、「書籍よりも少し高い」程度の価格になります。

ここではセミナーをご紹介しましたが、本を読むのが苦にならない方なら、書籍で知識をつけてもいいでしょう。ただし、古い本だと情報も古い場合があ江うので注意しましょう。

住宅相談は相談したい内容に合わせて専門家を選ぼう

マイホーム購入が具体的で、購入の具体的な話を知りたい方は不動産(販売)会社や金融機関のセミナーが。購入後の家計を知りたい方はファイナンシャルプランナーへ相談するのが向いているでしょう。また、セミナーであらかじめ知識をつけておくことも有効です。

せっかく相談するなら、不安が解消するようにしたいですね。

(横山 晴美/ファイナンシャルプランナー)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング