「未知の仕事で引出しを増やす」バレエダンサー宮尾俊太郎の挑戦

WEB女性自身 / 2014年12月7日 7時0分

熊川哲也率いるKバレエカンパニーでトップダンサーとして活躍する宮尾俊太郎(30)が、今年3月にカンパニーの若手たちと5人組のユニット「Ballet Gents(バレエ ジェンツ)」を結成。座長を務め、新たな可能性に挑んでいる。
 
「今年30歳を迎えたこともあり、熊川さんから『踊り以外の表現方法として演出や振付をやってみたら』と、きっかけをいただきました。今までは、照明や衣装や舞台装置など土台ができあがった中に入っていけばよかったのですが、ここでは作品をゼロから考え、生み出さないといけません。与えられた役を演じるだけだったときとは違う難しさがあり、総合演出をしながら舞台に立つ熊川さんのすごさを、あらためて感じましたね」
 
宮尾は、現役バレエダンサーとしては珍しく、テレビドラマや映画にも多数出演。かつてテレビ番組のMCを務めた経験もある。バレエ以外の表現を求める動機って?
 
「未知の仕事をすることにより自分自身が成長し、自分の引出しが増えれば、というのが1つです。もう1つは僕が バレエダンサー という看板を背負って出ていくことで、少しでもバレエを身近に感じるきっかけになってくれたら、と。」
 
クールな見た目とは裏腹に、言葉の端々から内なる熱い思いが伝わる。そんな彼には、ダンサーとしての考え方が変わるきっかけがあったという。
 
「昨年、けがをして、休んでいる時間に、とにかく本を読みあさっていたんです。そのときに、ふと、 僕がうれしいのは、お客様に幸せになってもらうことだったんだ と気がついて。それまでは 自分がどう踊りたいか、何を見せたいか という発想だったのですが、それを機に考え方が一変しました」
 
年末にはKバレエによる『くるみ割り人形』にも出演。バレエ漬けの日々の息抜きって?
 
「うーん。息抜きをしなくても僕は大丈夫です。自分の好きなことをやっているので。あ、家とスタジオの行き来にバイクに乗るんですけど、その時間が息抜きかも。バイクは集中しないと乗れない。その集中する瞬間に、ふと踊りのことを忘れているんですよ」

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