むくみ、酸化防止に効果アリ…いまが旬「なすの上手な食べ方3」
WEB女性自身 / 2016年7月22日 6時0分

「なすの成分はほとんどが水分ですが、白い果肉と対照的な紫色の果皮には、アンチエイジング効果を発揮するナスニンが豊富なんです」
そう語るのは、野菜と果物の力から美を追求する管理栄養士の豊永彩子さん。ベジフルビューティーアドバイザーの資格も持ち、野菜のパワーに特に詳しい。
「なすはハウス栽培も盛んなため、一年中見かけますが、本来は夏の野菜。そして、野菜はその旬の時期に、私たちの体に必要な効能を発揮してくれます。ですから、旬の時期に旬の野菜を食べることは、健康を維持するうえで欠かせないことなんです」
なすに含まれる物質の中で、もっとも注目すべきは、その名も「ナスニン」!
「ナスニンは、アントシアニン系色素成分であるポリフェノールの一種です。色素成分というのは、植物が持つフィトケミカルと呼ばれる化学物質で、紫外線や害虫から身を守るために植物にもともと備わっているもの。このフィトケミカルには、老化のもとである活性酸素を除去する働きがあります。私たちの体はフィトケミカルを作れませんが、意識的に食事に取り入れることで、体内から酸化を防いでくれるんです。シミ、シワ、乾燥などの肌トラブル、がんや認知症を防ぐ効果もあるといわれています」
あの美しい紫色が、老化、さらにがんや認知症を防いでくれるのんて!そんな、なすの上手な食べ方を豊永さんが教えてくれた。ナスニンは皮に含まれるので、皮をむかずに食べることが鉄則。
■油でナスニンをより効果的に
ごま油やオリーブオイルなどの良質の油、ナッツ、アボカド、ごまなどの脂質含有量が多い食材は、水溶性のナスニンを体内に効率的にとどめる効果があるといわれている。
■しょうがと一緒で冷え防止
一年中出回ってはいるが、なすは本来夏野菜なので体を冷やす効用がある。エアコンで体が冷えるときは、体を温める効果の高いすりおろしたしょうがを加熱して一緒に食べ、冷え対策に。
■汁ものに入れてナスニンをキープ
ナスニンは水に溶けやすい。お味噌汁や野菜スープなど、ナスニンが溶け出しても汁ごと取れる調理法なら逃がさず栄養をキープできる。
またナスニンのほかで、なすに含まれる注目すべき栄養素が、豊富なカリウム。
「カリウムは塩分を体外に排出する効果があるので、血圧が高い方にとっては重要な栄養素です。また、ほどよくカリウムを取ることで体のミネラルバランスが整い、水分をためこみすぎなくなるので、女性の敵・むくみの予防にもつながりますよ。食べるときに注意したいのは、カリウムもポリフェノールも、水に流出しやすいということ。生のまま浅漬けにしたり、加熱調理のときはスープに入れたりして食べれば、有効成分をムダなく摂取できますよ」
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