サッチャー氏 死してなお世論を二分した「鉄の女の言葉」

WEB女性自身 / 2013年4月21日 7時0分


4月8日、マーガレット・サッチャー元英国首相が87年の生涯を閉じた。英国史上唯一の女性首相にして、在任期間は第2次大戦後の同国史上最長の11年。強い意志と、歯に衣着せぬ発言で「鉄の女」(Iron Lady)と呼ばれた女性だ。
 
英国の経済を復活させ、冷戦終結の立役者となったいっぽうで、経済格差を広げ、労働者階級には深く憎まれた。今回は、逞しく生き、闘いぬいたサッチャー氏の人生を、その言葉で振り返る。
 
「食器を洗って、一生を終えるつもりはないの」
‘51年、26歳のときに事業家デニス・サッチャー氏からプロポーズを受けて。デニス氏も「だからこそ君と結婚したいんだ」としゃれた返答。
 
「子供たちに教えるべきこと。それは他人と同じことをするのではなく、自分で考え、決めるように促すことです」
‘53年、男女の双子、キャロルとマークを出産。’91年に来日した際、『徹子の部屋』に出演し、子育てに話が及んだとき。
 
「私はコンセンサス(同意)を求める政治家ではない。信念の政治家です」
‘75年に保守党党首に選出されて。キャリアアップしても、決して妥協を許さないスタンスを貫いた。その姿勢を見て、旧ソ連の指導部が「鉄の女」と呼んだ。
 
「これまでもずっと、戦いの日々でした。男に見くびられながらね」
‘79年5月、54歳で英国初の女性首相となる。’82年のフォークランド紛争では、反対派の意見を押し切って軍隊を派遣し、戦う決断を。交渉重視の米国の国務大臣に向かってこう啖呵を切った。
 
「女性運動を声高にやる人は嫌いです。人間は能力で決まる。男女の別に関係なく」
‘80年代、女性の地位向上を求める声に対して。「強者を弱くすることによって、弱者を強くすることはできない」とも語り、社会を豊かにするためには個人の努力が必要だと主張。

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