温める、冷やすはどちらが正解? 腰痛治療のウソ・ホント11

WEB女性自身 / 2013年7月26日 7時0分

疑いたくなる民間療法や言い伝えも多い腰痛。はたしてどこまでホントなの? 腰痛治療に詳しい、王子病院整形外科・中原大志先生と、杏林大学医学部付属病院整形外科・長谷川雅一先生に、よく耳にする腰痛治療法・予防法の「ウソ・ホント」について聞いた。
 
【Q1 ぶら下がり健康器は効果があるの?】
「病院では、腰痛の方に『けん引』という治療を行います。機械で腰の筋肉を引っぱり、筋肉をリラックスさせるのです。ぶら下がり健康器も、自分の体重で腰を引っ張るので、デスクワークなどでたまった筋疲労などなら、効く可能性があると思います」(中原先生)
 
【Q2 電気風呂やジャットバスは効果があるの?】
「電気風呂はわかりませんが、ジェットバスは、入浴によって体を温め、筋肉のマッサージ効果も期待できるので、ふだんの生活でできる腰痛の対処法として、取り入れてもいいと思います」(長谷川先生)
 
【Q3 硬い布団とやわらかいベッド、どっちが腰にいい?】
「柔らかすぎて、腰が沈むようなベッドは腰痛になります」と語るの中原先生。では硬ければいいのかというと、それもよくないという。「硬いマットレスと中程度のマットレスを比較すると、中程度のマットレスのほうが腰痛にはいいといわれています。好みにもよりますが、体全体を“面”として支えてくれるような硬さ、適度に体が沈みこむ硬さがいいでしょう」(長谷川先生)
 
【Q4 温めるのと冷やすのは、どちらが腰にいい?】
「慢性の腰痛の場合は、絶対に温めるほうがいいです。ただし、腰をひねったりといった急性の腰痛の場合は、冷やしたほうがいいでしょう。温めると腫れが強くなり、かえって痛くなることがあります」(中原先生)
 
【Q5 冷湿布、温湿布とがあるが、どちらを使えば?】
「湿布の目的は、温めることでも冷やすことでもありません。湿布は、痛みを抑える鎮痛剤です。冷湿布にはハッカの成分が入っているので、貼るとヒヤッとする。温湿布には唐辛子の成分などが入っているので、ピリピリする。単なる『冷感』『温感』であり、決して筋肉の中まで温めるわけではありません。どんな湿布も効能は同じです」(中原先生)
 
【Q6 腰痛に効く食べ物はある?】
「ないですね。ただ高齢者では、腰痛の原因のひとつが骨粗しょう症の場合があります。こういう人の場合、カルシウム(乳製品や納豆など)やビタミンD(青魚やきのこ類など)をしっかり取ることをオススメします」(長谷川先生)
 

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
女性自身

トピックスRSS

ランキング