能力を最大限発揮するのは“好きでも嫌いでもない色”

WEB女性自身 / 2014年1月17日 7時0分

数々の一流スポーツ選手に健康面でアドバイスをしている順天堂大学教授・小林弘幸先生。今回は先生に、好きな色や服が血流に与える影響について教えてもらいました(以下は小林先生の発言です)。
 
勝負服には、赤が選ばれることも少なくないようです。赤は人間が目に見える光の中でもっとも長く、脈拍や血圧、体温を上げ「やる気」モードにするといわれています。しかし、本当に結果を出したいときは必ずしも赤がいいとは限りません。
 
これは、ある女子プロゴルファーのお話です。聞けばプレッシャーで「ドライバーショットだけがどうしても打てない」ということ。彼女は赤が好きで、ドライバーのシャフトを赤く塗り替えていました。そこでシャフトを黒に替えてみたところ、たちまちナイスショットを連打するように。
 
これは、赤色が持つ興奮作用が原因だったというだけではありません。彼女は好きな色をドライバーに使ったことで、無意識にそこに目がいき、気が散っていたのです。
 
実際、赤いドライバーを使ったときの彼女を測定したところ、交感神経が過剰に興奮。すると血管が収縮し呼吸も浅くなるため、緊張状態に陥り、思うようなプレーができなくなっていたのです。
 
逆に、「好きでも嫌いでもない」黒に替えたところ、自律神経が安定。末梢の血管も開き、血流が全身のすみずみまで行き渡り、能力が最大限引き出されました。
 
実は、心身のパフォーマンスを上げるためには、やる気よりも平常心が重要。興奮したり不安になると、交感神経は過剰に働き、全身の血流は悪くなっているのです。脳に酸素も行き届かず、判断力も低下。「何にもとらわれない」状態こそが、あなたの才能や魅力がもっとも輝くのです。
 
今度のお出かけでは、あえて自分がまったく意識していない色やデザインの、バッグや洋服を身につけてみては?あなた本来の魅力が輝く、きっかけになるかもしれません。

女性自身

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