五輪テロ対策で…米政府が選手に課した“外出禁止令”

WEB女性自身 / 2014年2月12日 7時0分

「盛大な開会式で幕開けしたソチ五輪ですが、その陰でテロの危険性は日に日に増しています。現在、ソチ市内のいたるところに、指名手配されているテロリストの顔写真が貼り出されています。この6人のチェチェン独立武装勢力のテロリストたちは、すでにソチ市街地に潜伏しているといわれています」(現地のジャーナリスト)
 
’91年のソ連崩壊後、グルジアやアゼルバイジャンなどの南カフカス地方は独立した。しかし、チェチェン人が住む北カフカス地方の独立をロシアは認めなかった。その独立を阻んだのが、当時、首相だったプーチン大統領だ。
 
「プーチン大統領に恨みがあり、ロシアからの独立を望むチェチェン人のなかでも特にイスラム過激派の人たちは、国家の威信をかけて開催するソチ五輪を妨害することで、ロシア政府にダメージをあたえようとテロ行為に走るのです」(外信部記者)
 
テロの実行犯は、男性だけではない。
 
「市街に潜んでいる6人のうち4人は、ロシアとの紛争で夫や恋人を亡くした女性たちで“ブラック・ウイドー”(黒い未亡人)と呼ばれています。手配写真が公開されていますが、彼女たちはすでに整形手術を受けていて、写真とはとても同一人物には見えない者もいるという情報も流れています」(前出・外信部記者)
 
一連のテロ行為に敏感に反応しているのがアメリカだ。’13年4月のボストンマラソンでは、チェチェン人兄弟による爆弾テロで、5人が亡くなり、約300人が負傷している。
 
「アメリカ政府は、選手や役員たちに『決して、用がないのに選手村以外を出歩かないようにすること。アメリカ人と一目でわかる星条旗が描かれたユニホームを競技場以外で着ることは慎むように』という警告を発しました」(アメリカの政府関係者)
 
ほかの選手たちには、可能な限りの“家族の観戦禁止”が政府から命令された。また、アメリカ政府は黒海に空母2隻を派遣。緊急事態時には空母からチャーター機やヘリを飛ばし、自国民を避難させる予定だという。
 
「テロリストたちが五輪の競技のなかで狙っているのは、男女フィギュア会場や閉会式でしょう。無差別テロを行うのであれば、人が大勢集まるところを狙うのが、いちばん効果的だからです。今回、浅田真央選手や高橋大輔選手の応援のため、多くの日本人がソチに入っています。そのため、日本人の観客がテロに巻き込まれる可能性もあります」(現地ジャーナリスト)
 
五輪の別名は平和の祭典。それを汚すことは絶対に許されない。

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