定期券、常備薬…専門家に聞く、4月増税前が“買い”のモノ
WEB女性自身 / 2014年2月26日 7時0分
「モノには、価格が上下しやすいものと、しにくいものがあります。それを見極めることが重要です」
こう語るのは、元国税調査官の大村大次郎氏。4月の消費税増税を前に、量販店は駆け込み需要を見越しているし、増税後は値下げをするケースも多い。「増税前に買い換えるなら今!」と書かれた幟やポスターをあちこちで目にする今、“買い”なのは何か、大村さんに聞いた。
「電化製品やブランド品以外の洋服は、シーズンごとに新製品が出るので価格が上下しやすい。一方、書籍やCDなどは割引販売されることがほとんどなく、増税ぶんがそのまま価格差になる。なるべく増税前に買っておいたほうがいいでしょう。毎週、漫画誌を買う習慣がある人は、雑誌の定期購読がおすすめです」
今後も大幅な値下がりは見込めないもの、たとえば常備薬をそろえておくのはいい。灯油も割引販売されることがない狙い目のひとつだ。また、消費税の“経過措置”を使いこなすことも大事だ。
「国税庁は、映画や演劇、スポーツやコンサートの前売り券に関しては、旧税率(5%)を適用すると発表しています。前もって観たい映画を調べておけば、けっこうお得ですよ。ディズニーランドの年間パスだと2000円も違います。電車運賃は10円単位でも値上がりすることが決まっています。通勤定期や回数券も、できるだけ長い期間を買っておきましょう」(同)
では、住宅やクルマなどの高額商品はどうだろうか。
「住宅は、4月から住宅ローン減税が拡充されます。住宅ローンの年末残高の1%ぶんが所得税などから控除される制度で、共働き夫婦だとダブルで受けられることもある。無理に急ぐ必要はありません。一方、自動車は、軽だと軽自動車税が4月から上がることもあり、増税前がいいでしょう」
確実に訪れる負担増。できることはやっておきたいものだ。
(週刊FLASH3月11日号)
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