がんをたたくNK細胞 活性化に大切なのは“笑うこと”

WEB女性自身 / 2014年4月11日 7時0分

「気候が急激に変化すると、自律神経は乱れがちに。血液中の免疫システムにも影響を及ぼし、免疫力が下がってしまうのです。突然暖かくなった今年は、注意が必要! この春は、特に『ナチュラルキラー(NK)細胞』の働きをアップさせたいところです」
 
そう話すのは順天堂大学教授の小林弘幸先生。NK細胞はリンパ球の一種で、がん細胞もやっつけるため注目を集めている。「ナチュラルキラー」=「自然の殺し屋」という名のとおり、攻撃力が高いところも特徴だという。
 
人間は60兆個もの細胞でできているが、そのうち、1兆個の細胞が毎日生まれ変わっている。これだけの大量生産のため「出来損ない」も発生しやすく、健康な人でも日々5千個もの、がん細胞が生まれているという。
 
「それでも、すぐにがんを発症しないのは、NK細胞が血流に乗って全身をパトロールしているから。まるでミサイルを積んだ飛行機のように巡回し、がん細胞を見つけてはパーフォリンという物質を発射して、がん細胞を撃退しているのです」(小林先生・以下同)
 
がん攻撃の主役であるNK細胞。日常生活のなかで活性化するにはどうすればいいのか?
 
「もっとも簡単な方法は、とにかくよく笑うことなんです。笑うと脳から快感物質のドーパミンが分泌。『楽しい』と血流を駆け巡り、NK細胞に付着、働きを活性化させるのです。極端な話、作り笑いでもOKです。以前、表情と自律神経について調査した際、口角を上げるだけの作り笑いでも、副交感神経の働きはアップしていました」
 
加齢とともに副交感神経の働きもNK細胞の活性度も下がるので、年をとるほど笑顔を心がけたいもの。
 
「ヨーグルトや納豆などの発酵食品もオススメです。免疫の6割以上は腸に集中していますが、乳酸菌は腸管周辺のリンパ球を直接刺激。NK細胞も動きます。副交感神経は夜に向けて活発になるので、夕食は家族みんなで楽しく発酵食品をいただくことで、免疫力を底上げしましょう」

女性自身

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