専門家語る「あの人の“謝罪会見”が反感持たれるワケ」

WEB女性自身 / 2013年11月11日 7時0分

 ここ最近、不祥事による記者会見が連日のように行われているが、許したくなる会見は少ないようだ。ではなぜ、反感を持たれてしまうのだろうか。危機管理のプロで業界トップクラス30社の指南役を務める田中辰巳さんに話を聞いた。

「みのもんたさんの場合、報道番組で各種犯罪を批判していた人ですから、謝罪は不可欠。罪を犯した子どもをかばう発言や威圧的な態度はよくなかったですね。一方、同じように息子の薬物問題の謝罪を行った中村雅俊さんの場合、早い対応と憔悴しきった表情でひたすら謝っていたこと、息子をすぐに引退させたことなどが評価できます」

 泣きながら会見を行った例に塩谷瞬がいるがーー。

「基本的に泣いて謝るというのはおすすめできません。男性でも女性でも弱い姿を印象づけ、信用されないのです。以前、山一證券のトップが泣きながら謝っていましたが、被害にあった人のほうが泣きたいのですから。なお、芸能人の皆さんは、ファンの信頼を裏切り、舞台、映画などに穴をあけるわけで、それを理解しておく必要が。市川海老蔵さんは、その配慮が足りなかったといえます」

 ただ、タレントの場合、謝罪会見以降、キャラクターを変えればOKかもしれないと田中さんはいう。「不倫会見で不倫を肯定するような発言でバッシングされた石田純一さんは、その後、二枚目から芸風を変えましたよね」

 田中さんによれば、“よい謝罪会見”は本当に少ないという。

「よい例では、公然わいせつ罪で逮捕された草なぎ剛さんは自分の言葉で語っていましたね。ドラマ撮影中事故を起こして謝罪した石原プロモーションなどもいいケース。どちらも重い処分を自らに科しました。最近ではヨット救助の辛坊治郎さんは真摯な姿勢で謹慎も重く、いい例に加えられそうです」

『遺憾です』『世間をお騒がせし』『知らなかった』という企業や人は信用してはならないと、田中さんは言う。

「危機管理は私たちの生活にも大事なのです。考え方は企業とすべて同じ。謝罪会見は反面教師にもなりえます。謝る姿勢が問われるのです」

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