ルーツは41年前…大物芸能人 vs テレビ局「出禁」の裏事情

WEB女性自身 / 2014年2月7日 7時0分

 先日、明石家さんまがラジオ番組で「NHKとテレビ東京はこっちから出入り禁止!」と暴露し話題になっている。
 '84年、深夜番組の『さんまのサタデーナイトショー』は当時、テレ東の全番組でトップの視聴率を叩き出していた。だが、“お色気番組は、日本経済新聞社が出資する局のイメージとしてよくない”という理由で打ち切りに。以来、オファーもこないという。また、中村勘三郎からの依頼で'99年のNHK大河ドラマ『元禄撩乱』の撮影に参加したが、出演シーンが全カットされ、さんまの方から出禁にしているそうだ。

 そもそも、いつから芸能界とテレビ局の間に“出禁”という概念が生まれたのか。芸能評論家の比留間正明氏はルーツをこう話す。

「大事件といえば、'73年の『日本テレビvs.渡辺プロダクション』でしょう。日テレの『紅白歌のベストテン』の裏番組として、ナベプロがNETテレビ(現・テレビ朝日)で新人発掘の歌番組をスタートさせようとした。ナベプロは『そちらが時間帯を変えればいい』と強硬姿勢に出たため、当時の制作局次長が『もうおたくの歌手はいらない。その代わり、やらせてあげようと思っていた枠もあげない』と激怒した」

 このとき日テレが用意していた“ナベプロ予定枠”が『金曜10時!うわさのチャンネル!!』('73年開始)だった。ナベプロ所属ではない和田アキ子やせんだみつお、ザ・デストロイヤーなどが出演し、過激な演出で視聴率30%を稼ぎ出した。

「じつは'79年、この番組に出ていた和田アキ子が日本テレビを出禁に。本人いわく『苦手な動物が出てくるコーナーで毎回叫んでしまうため、あくる日の歌の仕事で声が出ない。歌手なのに……と自問自答した』。結果、自ら降板を志願したのが原因」(日テレ関係者)

 テレビ東京も視聴率男に大ナタを振るったことがある。'77年、お色気深夜番組『独占!男の時間』で司会を務めていた山城新伍は、最終回で「(局の上層部は)『男の時間』のハダカは低俗だというが、ハダカに高級も低級もあるものか」と挑発。すると、テレ東は山城に「映画解説の話はなかったことにしよう」と通達し、すでに収録の終わっていた『木曜洋画劇場』の解説をクビにしたのだ。

 この最終回では、当時まだ若手だった笑福亭鶴瓶が局部を露出し、テレ東から出禁を食らっている。ちなみに、山城とテレ東の戦争は7年半続いた後、『結婚!志願ショー』の司会をまかされることで終結。鶴瓶は'03年に『きらきらアフロ』でレギュラー出演することで、26年の封印が解かれている。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
女性自身

トピックスRSS

ランキング