宝塚元トップ蘭寿とむが退団後挑んだ新境地

WEB女性自身 / 2014年9月10日 12時0分

 今年5月に宝塚歌劇団を退団した蘭寿とむ(39)。ダンスミュージカル『ifi』で新境地を見せている。この舞台で蘭寿はキザなしぐさがきまる「男役」から女優へと華々しい一歩を踏み出した。

「私を培ってきた男役という殻をはずし、一女性の自分をさらけだす不安もありました。鏡に映る稽古中の姿が、これまで見たこともない自分に見えたことも。それでも作りこんだ役では味わえない、あふれ出る感情を素直に出す芝居の楽しさを感じています。今でもつい癖で、足が外に出てしまうことも……」

 そう語ると、ふわりとした飾らない笑みを浮かべる。共演の韓流スターでSS501のメンバー、パク・ジョンミン、マドンナのワールドツアー専属ダンサーだったケント・モリら、世界レベルの実力派が、彼女の新たな門出を確かなものに。そんな蘭寿が演じるのは占い依存症の女。結末がAとBの2つのバージョンが存在する舞台のテーマは人生の岐路。

「宝塚歌劇団を受験したときも、実家が全壊した阪神・淡路大震災も、大好きな宝塚を退団するときも、思い惑うことがありました。それでも、そのときどきを一生懸命に生きて、その感謝の思いを伝えられたら、どんな結果でも、きっと次につながると思ってやってきました。トップ時代も重責で押しつぶされそうになりましたが、それを苦労ではなく喜びに感じてきました。その気持ちをこれからも忘れないでいたいです」

 宝塚歌劇団100周年の節目に務めた花組男役の頂点。華麗な転身に合わせたような上質な舞台。そんな巡り合わせが彼女をより輝かせる。巡り合わせといえば、恋は……?

「いい恋がしたいですね。まあ、流れに身を任せて……」

 ここで、ガタンと紙コップの水をこぼしかけた彼女。

「本当はこんなんですけどね(笑)。ふだんは、わりとふわ〜んとしているんです」

 役柄だけでなく、人生の幅も広がったという蘭寿とむ。これからも目が離せない。

女性自身

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