妻を苦しめるモラハラ夫、恥ずかしい“性癖”をあばかれ立場逆転

女子SPA! / 2019年3月25日 15時46分

 高学歴で一部上場企業勤め。自宅は親の遺産で購入済み。なにもかもを持つ男と結婚し、いわゆる“勝ち組”になったと思った博子さん(当時24歳)。最初こそ周りから羨望(せんぼう)の眼差しを集めていました。しかしその結婚は、日が経つにつれ、本当の姿を見せ始めます。

 本当の姿……それは、恐ろしき高学歴男子のDV。そして意外な“性癖”でした。

◆「家事も仕事も才能がないよな」結婚後から始まったモラハラ

 博子さんが彼の言動をおかしいなと思い始めたのは、新婚の頃からだったといいます。共働きにもかかわらず、博子さんが2人の生活をしっかりしようと思えば思うほど、彼は家事をしなくなったのです。

 そもそも自炊スキルがほとんどなかった彼。それは仕方ないとわかっていたので、彼女も料理はするのが当たり前と思って取り組んでいました。しかし彼といえば、作ってくれたのに「ありがとう」よりも「今日は美味しくない。失敗だね」「なんか毎回同じようなメニューが出てきてない?」と、ダメ出しの連続。

 フルタイムで仕事をし、終わったら即スーパーに立ち寄ってから料理をしていた彼女は、だんだんとこの生活が負担に感じられてきました。そこで彼に「ご飯だけは先に帰ったら炊いておいて」「今日はあなたがお惣菜とかを買っておいてよ」とお願いしてみました。すると、だんだんと彼のモラハラ行為が始まったのです。

「収入が少ない方が、家事を頑張って補填しろ!」
「博子の仕事より、俺の方が責任の伴っている仕事をしているんだぞ」
「そもそも博子は、家事の才能も、仕事をする才能もないよな」

 などなど、言い争いのたびに、彼女の仕事や家事の頑張りを真っ向から否定するような発言が飛び出します。また博子さんの帰宅が私用で遅くなると、彼は「俺のご飯はどうするんだよ? 家事を完璧にしてから遊びにいけよ」と、外に向かう彼女を徹底的に批判したそうです。

 明らかにモラハラがすぎる彼。そんな彼に疑問を抱かなかったのかと聞くと、当時を振り返り博子さんはこう話します。

「おかしいんじゃないかってずっと思っていました。でも当時は周りにまだ既婚者がほとんどいなかったので、こういった悩みを聞いてくれる人はいても、モラハラだとかおかしいとか、指摘してくれる友達はいませんでした。自分の親に相談すると、母親は古風なタイプで『夫に合わせてなんぼでしょ?』と毎回諭(さと)されました。だから彼の主張が普通なのかなあ…って、当時は反論しながらも孤独でした」

◆もう限界と思ったその時、知ってしまった彼の“性癖”

 彼の言葉の暴力に傷ついた彼女。2年も過ぎた頃、ついに離婚を決意します。しかし、少しでも有利に事を運ぼうと考え、彼の浮気や後ろめたい行為の証拠はないか探り始めます。

 するとある時、財布から意外なものを発見するのです。

「尻フェチ専門風俗 ヒップ&ピース(仮名)」

 そう、風俗店の会員カードと名刺が出てきたのです。これは浮気とは言えなくても、後ろめたさの証拠になる。そう思い証拠をゲットし、女性からの名刺を読むと、彼女は一瞬固まります。

「今日はありがとうございました。またお尻でいっぱい踏んであげるね(ハート)」

「お尻で……踏む???」

 はてどういう意味なんだ? と疑問に思った彼女ですが、それは少しして彼の携帯を盗み見たことで確信します。

 彼の携帯を盗み見ると、「踏む」という言葉の意味がよく分かりました。

「今日はありがとう! いっぱい踏まれて、叫んでる◯◯(夫の名前)さん、可愛かったよ」
「お尻に潰されて窒息されて、あんあん言う◯◯さん本当に面白い!」

 などなど、どうやら夫がお店の女性にお尻でつぶされまくり、喜んでいるらしいという内容のメールが多数見つかったのです。

 そう、彼は家ではモラハラを働き、妻を尻にしいていたのに、外では風俗嬢に文字通りの意味で“尻にしかれ”まくり、喘(あえ)ぎまくるM男だったのです!

 びっくりしたというより、分かった瞬間爆笑しかなかったという彼女。とりあえずこれらは全部保存し、その後の離婚協議での材料として使ったそうです。協議の場で性癖をさらされる夫……気の毒というかなんというか。

 相手の戦意を喪失させたのか、多少有利な条件で離婚を成立させた彼女。現在は新しい彼と楽しく過ごしているそうですが、先日なんとその彼から、「顔面騎乗(お尻で顔に乗ること)してほしい」と頼まれたそう。

 なんという因果(いんが)。彼女はそんなことを考えながら、彼の顔に乗っかったといいます。

― シリーズ「ハイスペ男の裏の顔」 ―

<文/しおえり真生 イラスト/やましたともこ>

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