27歳処女、恋が怖い。初めては大切にすべき?さっさとすべき?|性活相談

女子SPA! / 2019年4月19日 15時47分

【AV男優・森林原人の性活相談 第139回】

経験人数9,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人が、女性の性に関するお悩みに答えます。

◆依存しそうで、人を好きになるのが怖いです…

相談者:匿名・未婚・27歳

 はじめまして、私は27歳の処女です。お付き合いを申し込まれたことや、何度かセックスしそうな流れになったこともありましたが、いまいち一歩が踏み出せず今日まで来てしまいました。

 その踏み出せない理由に、私は他人への依存心が人一倍強いことがあります。好きな人ができると、その人のことしか考えられず、自分の生活を疎かにして一日中上の空になることもしばしば。手を握られただけで、相手を好きになりそうになることもあります。

 こんなことでは、本当に大好きな人ができた時、その人なしでは生きていけなくなってしまうのではないか。束縛してしまうのではないか。その人中心の生活になってしまい、自分の人生を楽しめないのではないか…。

 このような不安がよぎり、未だに恋愛に前向きになることができません。感情に振り回される自分が目に見えて、情けなく悲しくなってきます。どうすれば、他人への依存心を軽くしてもっとフランクに恋愛を楽しめるようになるでしょうか?

◆森林の回答

 依存、それ自体が悪いわけではないと考え直してください。依存には、良いものと悪いものがあるという捉え方を知りましょう。

 行き過ぎた悪い依存は、執着になり、不安を生み出し束縛になっていきます。自分が安定するために相手の都合を考えず自分勝手に頼るパターンです。また、依存が相手の依存によって満たされる共依存というのもあり、一見しっくりきているようですが執着し束縛し合ってしまうので、お互いの能力を最大限発揮できなくなります。

 一方、良い依存は、心の拠りどころとなりエネルギー源となってくれます。心を強くしてくれる信仰は、良い依存の1つと捉えることができます。また、人間は生きていく上で誰かに頼っていかざるを得ない生き物ですから、誰かに頼った時は心から感謝し、誰かに頼られた時はできる範囲で助けてあげて下さい。これも依存の1種ですが、思いやりという言葉に言い換えることができるタイプのものです。

 では、あなたの依存体質をどうやって改善していくかですが、相談文をよくよく読んでみると、あなたは依存体質というより妄想体質であると思います。依存とは外に頼って存在することですが、あなたは相手から何も与えられていないのに何かを頼りにすることを勝手に想像し、何も受け取っていないのに受け取った気になっています。これでは依存にもなっていません。妄想、幻想です。

◆妄想壁が行動にブレーキをかけてしまう原因

 責めているわけではありません。程度の差こそあれ、妄想、幻想は恋愛感情の本質です。相手を好きになるのって、こっちの勝手なんです。

 相手がただそこに生きているだけなのに、勝手にときめき好きになり、その人のことばっかり考えるようになる。もし相手が話しかけてくれたり親切にしてくれたりしたら、なんて素敵な人なんだとそこから好きになっていく。これもやっぱりこっちの勝手です。好きは基本的に幻想、妄想から生まれます。

 あなたは、恋愛に関して妄想癖がフル回転しているだけではなく、好きになった後のことにも妄想が爆発しています。起きてもいないことを想像し不安になるなんて、妄想以外の何ものでもありません。

 まずは、あなたの行動にブレーキをかけてしまう妄想癖を弱めましょう。無くしてしまうのではなく弱めるというところがポイントです。妄想は生きていく上で助けになることも多いので、この能力は必要です。でも、妄想が過ぎると用心深くなり臆病で、はじめの一歩が踏み出せなくなります。

 そう、あなたに必要なのは一歩なのです。今いる場所から一歩踏み出すことで、たった一歩ですが違う景色が見えてきます。その景色は、一歩踏み出す前に想像していた景色とは違います。実際にその場に立ってみなければ見えなかった景色というものが必ずあります。見たことない景色を想像し見た気になっていただけのあなたは、そこでしか見れない景色を実際に見に行くべきです。

◆とりあえずお付き合いしてみよう

 話を具体的にします。好きな人ができたら告白しましょう。交際を申し込まれて、嫌じゃなければ付き合ってみましょう。セックスする機会があったら、避妊と性感染症に気をつけてとりあえずしてみましょう。

 このどの行動に出ても悩みは増えます。それまでに考えもしなかった問題が出てきます。でも、妄想上の悩みは消滅します。そして、楽しいことや喜びもあります。

 喜びを餌に、あなたを引っ張り出そうとしているわけではありません。本音で言わせてもらうと、あまりにも立ち止まってしまっているあなたが、かつての自分のようでもどかしいのです。うじうじ悩んでいる自分に酔っていないで、行動に出ろとイラつくのです。だって、悩むとこが違うから。

 怖いのも不安なのも自信がないのもわかります。でもそのどれもが妄想なのです。怖さも不安も、現実のものから感じ取って欲しい。現実を生きて欲しい。肉体は現実に存在しているのだから。

 フランクに恋愛がしたいなんて、散々恋愛して、自殺未遂の1度や2度した人が言った場合だけ聞く耳持ってもらえるのです。傷ついてこい。泣いてこい。騙されてこい。そうやって初めて、自分のちっぽけさや弱さや寂しさが分かってきます。

 そこから、人生の悩みが本格的にスタートします。肉体と精神が一致します。そして、ここから生きていくのが本当に面白くなります。

◆心から好きなら不安にはならないもの

 妄想癖がひどかった(今でも人一倍だけど)先輩として、最後にアドバイスさせてもらいます。

 妄想で好きになっている時と、心から本当に好きになっている時の違いは、離れ離れになっている時にわかるんです。妄想の時は、寂しくなったり不安になったりする。心から好きな時は、寂しくならないんだよ、不思議だけど。

 こんな素敵な気持ちにさせてくれてありがとうって思いが心を強くし力がみなぎるの。不安にならない好きを手に入れるには、まずは自分の底を見ないとダメ。浅くてもろい器だと自覚し、だからどうしようと悩み考えるの。

 それと、処女である事は信仰する宗教の教義で約束させられているわけでなければ、深い意味も価値もないから、記念すべき1回目は大切にしようとか思わなくていい。

 セックスをすることで傷つくこともあるけれど、自分の一部分が相手によって埋まったかのような一体感を感じることがあって、それは突き詰めて考えれば幻想でしかないんだけど、生きていく上でお守りになるから手に入るなら手に入れて欲しい。

 あなたは、12年経つと今の僕の歳になるんだけど、その時にそのお守りを持っていられることを心から願っています。独りよがりな妄想から目を覚ませ!

<文/森林原人>

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※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。

【森林原人】

1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に「イケるSEX」(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とオンラインサロン「森林公園」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)

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