30代・婚約者と別れを決断。彼氏の本心は4年半つきあってもわかってなかった

女子SPA! / 2019年4月19日 8時47分

【おおしまりえの目指せ!デキたら婚】

 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

 結婚にはあまり興味はないけれど子どもは欲しい! そんな希望から、パートナーの仏くんと、独身のうちから妊活と結婚について考え始めるお話です。

<前回までのあらすじ>

気づけば子どもが欲しいという妊活熱が下がっているおおしま。そんなとき、仏くんから「新元号にもなるし、結婚してもいいかもね」という告白を受けました。これはチャンスと思い、結婚について改めて膝を突き合わせてみると、仏くんから「結婚するなら2つ条件がある!」と、思わぬ言葉を放たれ混乱することに…。

◆4年半付き合っても、何も分かっていなかった

「別れた方がいいだろうな」

「名字を変える」「仕事の制限を受け入れる」という結婚に対する条件を突きつけられ、最初に浮かんだ答えはこれでした。

 正直なところ、目の前に座っている男性が、4年半の間苦楽を横で見守ってくれた人ではない気がして、一言で言って混乱。もう少し言うと、実は今までこんなに無理して我慢していて、そして今爆発しているのなら、今後一緒にいるのは無理なのかもしれない。そんな冷めた気持ちがありました。

“話し合い”というよりも、ここへきてやっと腹を割ってきた。そんな印象。とはいえ、感情的に決めるほど私も彼も若くはありませんから、じっくりしっかり答えを出す時間へと突入していきます。

◆30代の修羅場にあるのは怒りよりも諦め

 彼からの不満と条件を投げかけられたとき、もちろん私は私で、彼に不満がありました。

 たとえば資格や転職、お金のことなど。4年半の間に彼が実現したいと言っていたことが、何1つ達成されていないように見受けられたのです。それなのに…という不満がフツフツと湧き上がっていましたが、とはいえ、他人は自分を映す鏡です。

 きっと「4年半も一緒にいたけどさあ…」と双方から不満が出るということは、お互い心をさらけ出し合わずにここまで来た証拠なのでしょう。そう思ったら、私が彼に抱く不満の総量は、彼が私に抱くソレと同じなのかもしれない。そんなふうに捉えたら、怒るとか落胆するとかよりも、少し冷静になってきます。

 できることは、今から不満を出し合って向き合って解消するか(そこから改めて彼が出した条件を受け入れるかも決める)、それとも別れるか。結局は二択です。

 そう思ったら、「別れるしかないかなあ」とシンプルな結論が出てしまうわけです。

◆亭主関白っぽい男性はどうか?

 考えをまとめる間、私は自分の「別れるしかないかな」という直感が半分くらいしか信じられず、まずは周りの色んな人に意見を求めました。

 10年来の女友達。アラフィフの会社経営者。40代の税理士。同業者の女友達。などなど。そして彼らに加え、両親です。

 よくよく考えると、普通の会社員が一人も居ないのはアレですが、結論として「意外と仏くんって亭主関白だったのね」という意見が大多数をしめ、そして「おおしまには亭主関白男は無理!」「ジャンルはどうあれ、君の場合仕事に口出す人とは一緒にいられないでしょ?」という結論がキレイに出てくるではありませんか。

 もちろん私側が話をしているので、みんな私を擁護してくれるのは予想していました。それでも誰一人として「もう少し迷ってみたら」とは言わないし、「あんたに亭主関白は無理」の一言は、現在の混沌を乗り越えたとしても、そもそもの性格や理想の不一致があるような気がして、無理なんじゃないかなーという気持ちが強まります。

「やっぱり別れよう!」

 8割くらい意志を固め、でももし彼がまだ私を好きなら考え直してみようかな。そんな迷いを抱きながら、彼との2回目の話し合いの際、こんな言葉を投げかけてみます。

「あのさ、条件があるのはわかったけど、『絶対お前を幸せにするよ!』みたいなことは、言ってくれないの?」

 すると彼は、「言いたい気持ちはあるけど、現状俺の方が稼いでないわけだから、『お前を幸せにする』という言葉は言いたくても言えないよね」

「ちょっと!俺の方が今は稼いでなくて立場がないと思っているなら、結婚に対する条件とか付きつけたりしないでよ!」

 というツッコミを反射的に抱きましたが、それは言わずに心の引き出しにしまったのでした。

「わかった。別れよう」

 私は目の前で伏し目がちにする仏くんに、決定打を突きつけたのでした。

<文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

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