宮迫の会見でも…記者の「ダメダメ質問」物議をかもした6選

女子SPA! / 2019年8月9日 8時46分

写真はイメージです

 反社会的勢力の宴席で闇営業が発覚した雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮が7月20日に行った謝罪会見。『アッコにおまかせ!』(TBS系)の番組のスタッフが、宮迫が過去の不倫騒動で「オフホワイト」と発言したことに掛けて「今は何色?」といった質問をして、ふざけすぎていると非難が殺到しました。

 同番組では、国山ハセンアナウンサーが「ひとつお伝えしたいことがあります。謝罪会見で番組スタッフが『色で例えると』という質問をしました。この質問に対しては宮迫さん、亮さんに失礼だと多くいただきました。番組一同、多く反省しています」と謝罪。

 和田アキ子は、「私もびっくりしちゃった。私も2人をよく知っている。真摯に謝っていた。『前はオフホワイトと言っていましたが、今回は何色でしょう?』…。『ふざけるな!』と。本当に。そんなことを聞きますか!」と大激怒しました。この騒動によって注目を浴びた、報道の場においての、記者による失礼、無礼な質問「ダメダメ質問」。

 これまで、記者会見でどんな「ダメダメ質問」が飛び交ったのかまとめてみました。

◆視聴者もドン引き、イチローの引退会見

 マリナーズ・イチロー外野手が、3月21日に東京ドームでのアスレチックスとの開幕第2戦後、引退会見を開きました。1社につき1問の質問にイチローが答える形で会見は進行し、「(引退後は)監督はない。人望ないから」「草野球を極める」などとイチロー節が飛び出しました。

 しかし、1時間25分にもおよんだ中、いくつかのダメダメ質問も寄せられました。日刊スポーツ記者が「シンプルな質問です。現役選手を終えたら、監督になったり指導者になったり、あるいは全く違うタレントに……」と問いかけるとイチローは「あまりシンプルではないですね」とバッサリ。

 また、朝日新聞が「今年に入って打席で感覚の違いを感じましたか?」と問うとイチローは「技術的な質問、今いるここで? 裏でやろう」と回答を拒否。毎日新聞が他の記者と同じような内容ばかりを質問しはじめると、「おなか減ってきて集中力がなくなってきたので、同じ話をしたくないんですが」と呆れ顔を見せ、視聴者からは記者の質問のレベルが低すぎるとの声が噴出した会見となりました。

◆大坂なおみは記者を皮肉った動画を公開

 テニスの全米オープンで4大大会シングルスの日本人初優勝を果たした大坂なおみ選手が、2018年9月に日本国内で記者会見を行いました。しかし、元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)との激闘を制した大阪に対して、質問は試合内容やテニスと関係のない内容ばかり。

「インスタグラムにたくさんの写真をあげていますが、どんな写真を誰とどんな場所で掲載したいですか」「大坂選手の中で大事にしている言葉や日本語はありますか。その理由も教えてください」といった調子。

 さらには、「日本人の間に生まれた人が日本人という古い価値観が残っている中、大坂さんのバックグラウンドが伝えられる中で、そういった価値観を変えようという動きが出てきていると思うのですが」という質問が出たことも。

 大坂は戸惑った表情で、「これは質問? 自分のアイデンティティについて深く考えたことはないのですが、『私は私である』としか思っていないので、私が育てられてきた方法の通りです。テニスに関しては、日本のスタイルらしくないと思っています」と回答しました。

 この会見の後、大坂なおみが契約を結んでいるNIKEが、彼女を起用した動画「大坂なおみ – QUESTION/RETURN」を公開しました。

 動画では、コートでプレーをする大坂のバックに、「賞金で買いたいものはあるか」「かつ丼は食べますか」「日本語で答えて下さい」といった過去の記者会見で投げかけられた質問が流れ、最後に大坂選手が人差し指を唇にあてるジェスチャーとともに「しー」と言い、質問を制止。

 記者会見でのダメダメ質問の連発を皮肉ったかのような内容でした。NIKEがネタにするほどに目に余る記者会見だったということでしょう。

◆空回った挙げ句、キレさせただけ。日馬富士の引退会見

 2017年当時横綱だった日馬富士(はるまふじ)が貴ノ岩への暴行事件で引退を余儀なくされた際、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)とともに記者会見を開きました。

「引退を決めてどんな心境か?」などの質問が続く中、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の富川悠太アナウンサーが「(日馬富士が)新入幕を果たしたのも大関昇進を決めたのも横綱として初土俵に上がったのも九州場所でした。どんな心境ですか?」と質問。

 九州場所での引退ということを強調され、日馬富士が戸惑いながらも回答するも、富川アナは再び「九州で引退を決めたことについては?」と繰り返しました。そこで、伊勢ケ浜親方が「決めたというか、そうなったんじゃないですか」とやや怒り口調で代弁。

 それでも富川アナはしつこく、「どの段階で決意したんでしょうか」と食い下がりました。伊勢ケ浜親方は、「だから、それもさっき述べたじゃないですか。同じ質問を繰り返さないでください」「(他の記者と)代わってください」と制すも、富川アナはしぶとく「今後も相撲に関わっていきたい思いはありますか」と食い込み、「今日、引退したばかりだから」と伊勢ケ浜親方をキレさせました。

 ネット上では、「富川はもう会見行くな」「空回りしていて赤っ恥」と呆れる声で溢れました。

◆今それ聞く?! 平昌五輪・羽生結弦の帰国会見

 男子フィギュアスケートの羽生結弦選手を筆頭に、2018年2月に平昌五輪を終えて帰国した日本代表選手団が会見を行ったときに炸裂したダメダメ質問がこちら。

『めざましテレビ』(フジテレビ)のスポーツキャスター・クジパンこと久慈暁子アナが羽生結弦選手に、自身の競技以外で印象に残っていることを質問すると共に、なぜか「平昌でおいしかった料理」を尋ねました。羽生選手は、「おいしかった料理については、ちょっと省きます」と即座に回答拒否。

 ソチ五輪に続く2大会連続の金メダルは、男子フィギュアとしては66年ぶりの快挙。そんな偉業を成し遂げた羽生選手相手に、まるで試合をみていなかったかのような、どうでもいい質問を投げかけたクジパン。視聴者からも「バカにしてるのか」と非難されました。

 クジパンは「2018 FIFAワールドカップ ロシア大会」で決勝トーナメント出場を果たしたサッカー日本代表の帰国会見時にも、チームの主将を務める長谷部誠選手に対して「インスタグラムで代表引退をファンの皆様に表明されたと思うんですが、その時の661文字が本当に大きな感動を呼びました。その件について、どのようにとらえてらっしゃいますか?」と質問をして長谷部を困惑させています。その時も、バカっぽい質問をするなと非難されていました。

◆結局何が聞きたいの?吉田沙保里の引退会見

 レスリング女子で五輪3連覇した、「霊長類最強」とも呼ばれる吉田沙保里選手の引退会見でのやりとりも話題になりました。

 さまざまな質問が寄せられた中で、男性記者が突然「日本人プロレスラーで初めて性同一性障害であることを公表した朱崇花(あすか)さんについてのご感想と、LGBTについてどのようにお考えか。それと、ご結婚のご予定はあるか」と立て続けに質問したのです。

 吉田選手は「最初の2つの質問の意味がちょっとよく分からなかったのですが…」と困惑の表情を浮かべつつ、3問目に対して再度聞かれると、 「(結婚の予定は)ないです」と笑顔で即答して場を和ませましたが、ネット上では「LGBTや結婚などは会見と関係ない質問。失礼すぎる」と炎上しかけました。

 さらには、「芸人の江頭2:50さんがずっと吉田さんの追っかけをしていましたが、吉田さんは江頭さんのことを意識していましたか?」という突飛な質問も。

 吉田選手は「毎回五輪の会場で映像を見た時に、後ろに全身金のタイツを着ているとか、何かしら目立つ格好をされていたので、私も気にしながら見ていました」

「試合が終わって映像を見たときに、『江頭さん、会場まで来て応援してくれていたんだ』と改めて知って、本当にうれしく思いましたし、遠いところまで足を運んでいただけて本当に感謝しています。意識というのは…あまりしていませんでしたかね。でも、北京五輪の時は道場まで来ていただいたのは覚えています。すごく応援していただいているのは改めて感じました」と、真剣に丁寧に回答し、記者への神対応をみせました。

◆話題にはなったけど…山里亮太&蒼井優の結婚会見

 記憶に新しいのが、南海キャンディーズの山里亮太と女優・蒼井優の結婚会見での記者からの質問。「恋多き女」「魔性」と報じられることが多かった蒼井優を射止めた山里に、記者から「芸能界一のモテ女優とされる蒼井さんを独り占めにしたわけですが……」との質問が出ました。

 山里は、「よく心配されます。皆さんからさっきから出てる単語(魔性)もあるじゃないですか。そういうのでみんな心配するんですけど、一切心配してないです。それは、皆さんの目の前にいる蒼井さんとは違う蒼井さんを、僕は見させていただいているから」と否定。この切り返しが男気があると話題になりました。

 さらには、蒼井に対して、「もし山里さんが浮気をしたらどうするか」といった質問も寄せられました。視聴者からは、「おめでたい席なのに、失礼なことばかり質問をするのは不愉快」との声が上がっています。

 まぁ、あえて失礼なことを聞いて印象的なヒトコトを引き出すのは、ひとつの取材手法とも言えますが。

 ネット中継などで、記者会見のノーカット配信が増えて、すべての質問が目に触れやすくなった昨今。記者の資質もバレバレですね。

<文/満知缶子>

【満知缶子】

ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング