沢尻エリカ「小栗旬さん演じるダメ男が最高。実生活にダメ男はいらないけど」

女子SPA! / 2019年9月15日 8時45分

沢尻エリカさん

「走れメロス」「斜陽」などで知られる文豪・太宰治の傑作「人間失格」誕生をめぐる人間ドラマ『人間失格 太宰治と3人の女たち』が公開中です。

『Diner ダイナー』の蜷川実花監督が小栗旬さんを主演に撮りあげた本作で、太宰をめぐる女性のひとりである作家志望の太田静子を演じ、『ヘルタースケルター』に続いて蜷川監督と組んだ沢尻エリカさんにインタビュー。

 静子についてや、小栗旬さん、静子の弟を演じた千葉雄大さんの印象などを伺いました。

◆静子はどこまでもピュアな人

――「人間失格」という小説の映画化ではなく、そのときの太宰と家庭、まつわる女性たちを描くという、本作のコンセプトをどう思いましたか?

沢尻エリカさん(以下、沢尻)「面白いと思いましたね。太宰という人間が素直によく見えた。もちろん太宰治の名前はみんなが知っているけれど、でもこんな人だったとは思っていない人も多いでしょう。こんなクズだったんだと(笑)」

――演じられた静子は、そんなクズでもあった太宰に恋しますが、静子の印象は?

沢尻「どこまでもピュアな人なんだと思いました。とにかく恋にウキウキ、ルンルンしていて、自分の感情にストレートに生きていく。当時は難しかったと思いますが、それをやりきった女性。やってることは私には理解できませんけど、自分の好きなことに対する姿勢は好きです」

◆小栗旬さん、千葉雄大さんの印象は?

――太宰治を演じた小栗旬さん、静子の弟役を演じた千葉雄大さんの印象を聞かせてください。

沢尻「小栗さんとは、10代のころに共演したことがあるんです。ただそのときはあまりお話していなくて。今回は役やシーンのことを含め、ちゃんとお話ししてお芝居ができました。とても魅力的な人だと思います。

 千葉さんは可愛い。楽屋でみんなとゲームをしていることが多かったのですが、そのときも可愛かった。役柄的に弟だからというのもあるでしょうけど、年齢を聞いて驚きました。もう30歳ですか!? 22~23歳のイメージだったので、そうなんだ!って。とにかく可愛かったです」

――本編にはいくつも名フレーズが登場します。沢尻さんが好きなのは?

沢尻「『人間は、恋と革命のために生れて来た』、やっぱりこれでしょうね。自分自身がそう言ってみたいとは特に思いませんけど、でもステキな言葉だとは思います」

◆とにかく小栗旬さんがカッコいい

――静子はウキウキ、ルンルンしている役だったとのことですが、沢尻さんがウキウキ、ルンルンした気分になるときは?

沢尻「芝居をしているときがすごく楽しいです。プライベートでの楽しさとはまた種類が違いますが、でもとにかく楽しいです。違う人になったり、今まで知らなかった世界が見えたり。今は来年の大河ドラマ『麒麟がくる』で時代劇に挑戦していますが、本当に楽しいです」

――改めて、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

沢尻「面白かったです。特に後半。太宰が執筆しているところの凝った映像も好きですし、血を吐きながら歩いている一連の流れの顔もカッコイイ。全部好きですね。しびれました」

――最後に。本作を観に行こうか迷っている女性読者にメッセージをお願いします。

沢尻「色々な女性像が描かれていて、どこかしら共感できる部分があるんじゃないかと思います。それにとにかく小栗さんがカッコいいので、女性は大満足だと思いますよ。たとえダメ男だとしても。まあ、実生活にダメ男は要りませんが、映画のなかで十分に楽しんでください(笑)」

(C) 2019『人間失格』製作委員会

<文・写真/望月ふみ>

【望月ふみ】

70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。

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