ストレスゼロの最新ダイエット「脳腸相関」と、腸が喜ぶ簡単エクササイズ

女子SPA! / 2019年10月5日 8時45分

写真はイメージです

「運動しても三日坊主」「つい甘いものに手が伸びてしまう」「『△kg減!』と誓いを立てるも玉砕」。なんて人はいませんか?(ここにいます!)

 そこで“脳腸相関”にフォーカスした「脳腸エクササイズ」を提案する和田清香さんに、お話をうかがってきました。すると「ダイエットは、我慢してやるものじゃない!」ということが見えてきたのです。

◆ネクストブームの大本命「脳腸ダイエット」

『週1回×5分で やせ体質に変わる「FAT5」ダイエット』(宝島社)をはじめダイエット関連の著書を多く手がける、ダイエットのエキスパート和田清香さん。これまで350種類以上のダイエットにトライし、自身も15kg痩せることに成功した和田さんが注目している「脳腸ダイエット」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

 まずは「脳腸相関」と何かからお伝えしましょう。

 脳と腸は、体内のネットワークを通して互いにシグナルを送り情報交換していることが最近の研究で分かってきました。このように脳と腸が密接に影響し合う関係のことを「脳腸相関」と呼ぶそうです。

「『ダイエットは意志が弱いから続かない』と思われがちですが、実は、脳と腸を管理していい状態であれば、強い意志がなくてもストレスなくダイエットが続けられるのです」(和田清香さん)。

 強い意志も、我慢もしなくていい。なんとも理想的なダイエット方法。ではどのようにすれば良いのでしょうか。

◆目指すは一生ものの習慣!和田流「脳腸ダイエット」のコツ

 和田流「脳腸ダイエット」とは脳腸相関に着目し、少しずつ身体をいい方向にシフトさせ、脳と腸が喜ぶ体内環境を保ち、それが美容や健康に繋がるというダイエット方法です。具体的には次の習慣を意識しながら過ごしていきます。

●食事

 過度な食事制限は、ストレスになってしまうのでNG。「〇〇を食べない」ではなく、「食べる内容」に注目しましょう。カラダにとって良い栄養成分を良い状態で食べることが大切です。なかでも和田さんのおすすめは発酵食品。積極的に摂取していきましょう。

 ちなみに和田さんご自身は、毎朝、旬の果物、小松菜、そしてプロテインか甘酒などを入れたスムージーを飲んでいるそうです。とくに「飲む点滴」と言われている甘酒は甘味として料理に使ったり、ヨーグルトに入れたりして毎日摂取。

「とくにおすすめなのが、甘酒を凍らせた自家製シャリシャリアイスです。クッキーなどを食べるよりもヘルシーで、しかも手軽にできます」

 また使用する油にもこだわっているそうです。

「脳はほとんど油でできているので、オイルも体にいいものを選ぶようにしています。たとえばバターは、不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれているグラスフェッドバターにするなど、ストレスにならない範囲内でやってみると良いと思いますよ」

●入浴

 お風呂は寝る2時間前には入りましょう。全身のめぐりを良くし深部体温を上げるため、湯船に15分程度つかると良いです。その際、あとで紹介する「脳腸エクササイズ」をするのがおすすめ。

●睡眠

 脳の休息や自律神経のバランスを整えるため、質の良い睡眠を心掛けましょう。気をつけたいのが、カフェインの摂取時間です。寝る前の10時間くらいは、カフェインを控えると良質な睡眠に繋がります。

●ボディチェック

 体重にこだわる必要はありません。それよりも自分が感じる見た目やサイズ感を大事にしましょう。

●脳腸エクササイズの実践

「脳腸エクササイズ」とは、「脳腸相関」をいい状態に整えることを狙ったエクササイズです。ゆっくりと深い呼吸で行うことで、副交感神経が優位になり、体を効率よく温め、腹部周りの筋肉をほぐす効果もあります。簡単なエクササイズのなので、家事や仕事の合間にできます。

◆「脳腸エクササイズ」のやり方

●ねじりエクササイズ

 脚をクロスさせた状態で上半身をねじります。そのままの状態で深い呼吸を4~5回くり返しましょう。この動作を、右足前と左足前の両方で行います。

 上半身をねじる際の骨盤の向きは正面です。目線からまわすと首のひねり運動になってしまうので、背骨からひねるイメージが大切です。

 座ってもできるエクササイズなので、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

●反りエクササイズ

 腰に手を当てて脚をクロスしてします。そして上半身を反らせ、深い呼吸を2~3回くり返しましょう。腹直筋や胸筋が鍛えられるとともに、脳も刺激されます。

 この一連の動作を、右足前・左足前の両方で行いましょう。

 どちらのエクササイズも、できる時にできる範囲で「気持ちよく」行うことが大事です。「〇〇の後にやる!」などと決めてしまうと、それがストレスになってしまいます。

「1日くらいやらなくても大丈夫!」というようなラフさが、続けるポイントです。

◆頑張ることはNG。ストレスがないから続けられる

 ダイエットをしていても、つい食べ過ぎてしまうこともありますよね。和田さんでも、そういうことはあるそうです。

「食べ過ぎた後は、その翌日の食事で調整すれば大丈夫です。2、3日のうちに調整すれば、脂肪にならないと言われています。

 とはいえ食べ方には気をつけています。例えばフライドポテトを食べたい時は、サラダと一緒に食べるなど。

 そして食べ過ぎた時は、翌日の食事までの時間を16時間くらい空け、胃を休めるようにしています」

 もちろん調整日の最初の食事は、体にやさしいスムージーにするなど気を使っているそうです。でもそれは「スムージーが好き」「おいしいものが好き」だからストレスなく続いているのだとか。

「脳腸エクササイズも、しょっちゅうやっています。逆立ちをする脳腸エクササイズもあるのですが、仕事の合間に1時間に1回はやっていますね。頭がスッキリして、集中力がわいてきます」

 逆立ちの脳腸エクササイズとは、逆立ちの状態でゆっくりとした呼吸を5回行うというもの。初心者は無理をせずに、壁を背にして両手を床につき、足を壁につけて上に移動させる方法で逆立ちしてもOKです。

 その際、頭からかかとまで一直線にするのがコツです。慣れてくれば通常の逆立ちにして、回数や時間を増やしていきます。

「もう習慣なので、やっている感覚がないのです。だからやめる必要もない。一生続けられる健康法です。腸内環境の良さはもちろんですが、心の浮き沈みがあまりなく、風邪も引きにくくなりました」

 なんとすばらしい!

 ということで、取材からの帰路、さっそく発酵食品の甘酒を購入した筆者。エクササイズも、仕事の合間にやってみると何だか調子がいいです。リフレッシュにもなりますし。

 何より興味深いのが、腸と脳がシグナルを送り合っていることに着目しているダイエット方法である点です。私は「自分の意志が弱いから、ダイエットを続けられないのだ!」と思っていました。

 でも脳と腸が私の知らないところで、ヒソヒソとシグナルを送り合っていて「もっと俺たちが喜ぶものを食べろ!」と、私に信号を送っていると思えば(実際はそんなシグナルではないのかもしれないけれど)、気持ちがラクになりますよね。

 普通ダイエットは「●●してはダメ」というマイナスな指令を自分に言い聞かせているわけです。でもそれではストレスがたまる。たまると食に逃げたくなる!

 だからこそ「脳と腸が喜ぶことをすればOK!」というダイエットって何だか、ハッピーな習慣だと思いませんか。

「はいはい、腸と脳にいいことをしましょうね」

と「食べちゃいけないモノ」に注目するのではなく、「食べると身体が喜ぶもの」をおいしく食べることに目を向ける……。

 これからは楽しみながら、ストレスなくダイエットを続けていきたいものです!

<文/夏花くまこ>

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