35歳の人気俳優が急死。番組収録中に突然倒れる

女子SPA! / 2019年11月29日 8時44分

ゴッドフリー・ガオ

 台湾出身の人気モデル兼俳優のゴッドフリー・ガオが27日(水)、死亡した。享年35歳。

 ルイ・ヴィトンの顔として知られ、映画版『101回目のプロポーズ』にも出演するなど、世界的な活躍を見せていたゴッドフリー。中国で番組を収録している最中に突然、倒れたという。

 ゴッドフリーの所属事務所ジェットスター・エンターテイメントは、WWDを通してこう声明を発表している。

「27日朝、我らの愛するゴッドフリーは、セットでの撮影中に倒れました」

「3時間にわたる蘇生の試みにも関わらず帰らぬ人となりました」

「私達は非常にショックを受けていると共に悲しみの中にあります。今でもそれを受け入れることは不可能です」

「メディアの友人やゴッドフリーのファンの皆さん全員の思いに感謝します。彼のマネージメントはその場に居合わせていましたし、家族も現場に駆けつけました」

「悲しみの中にあるゴッドフリーの遺族に敬意を示し、そっとしておいてくださるようお願いいたします。私達は遺族の方々と共に、控え目な葬儀の準備を行います。皆さまありがとうございます」

 複数のメディアは、搬送先の病院の話として、死因は「心臓突然死」だったと伝えている。

◆高級ファッションブランドの広告に大きな変化をもたらした

 台湾で生まれ、カナダで育ったゴッドフリー。2004年にモデルとして活動するため台湾に帰国後、メディアに登場するように。2007年のドラマ『ブル・ファイティング』でテレビデビューを果たし、その後も数々のドラマに出演。2008年には中国映画『オール・アバウト・ウィメン』で銀幕デビューも果たした。

 ゴッドフリーが大きな注目を集めるきっかけとなったのは、2011年にルイ・ヴィトンの広告キャンペーンに選ばれたことだった。

 150年以上の歴史を持つこの高級ブランドのキャンペーンで、アジア系モデルが起用されるのは初だったという。そんなゴッドフリーは、スーパーモデルとしてモード界で認められた初のアジア系男性であり、「高級ブランドの広告の顔に変化をもたらした男性」ともいわれている。

 さらに2013年には、映画『シャドウハンター 骨の街』ではハリウッドデビューも果たしていた。

 また、2013年に公開された中国・日本合作映画『101回目のプロポーズ ~SAY YES~』にも出演。

 1991年にフジテレビ系の「月9」で放送され、高視聴率を記録したドラマ『101回目のプロポーズ』の映画版で、ヒロインは日本でも良く知られる台湾の美人女優リン・チーリンが演じた。ゴッドフリーは、そのヒロインの元婚約者を演じた。この映画版には、武田鉄矢も出演していたことから、公開当時は日本でも話題となった。

 また今年7月に日本でも公開された映画『ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚』にも出演していた。

◆出演していたテレビ番組の対応が物議醸す

 ファッション界やハリウッドにおいて、人種の壁を打ち破り、アジア系男性として活路を見出してきたゴッドフリー。その功績は計り知れないが、一方でバスケットをこよなく愛し、プロの選手になることを夢みていたこともあったという。

 SNSなどにも、バスケットに関係する写真が多数アップされている。195㎝という長身にくわえ、毎日運動を欠かさないと公言していたことから、スポーツ好きの芸能人として知られていた。

 アジア系のメディアが伝えているところによると、亡くなった当時収録していたのは、中国・浙江衛星テレビのスポーツ系バラエティー番組『チェイス・ミー』。出演者は障害物を乗り越えながら都市の夜景を駆け抜け、ゴールを目指すという内容のものだった。

 一部メディアによると、ゴッドフリーは撮影当日はやや風邪気味だったほか、多忙なスケジュールで疲労が重なっていたといわれている。当日は収録が長時間続いていた上、激しい動きを求められ、倒れる直前に「もうダメだ」と言っていたとも伝えられている。

 また、倒れた当初、演出と勘違いした番組関係者がゴッドフリーをそのまま放置していたという説も浮上。これに対して浙江衛星テレビは、声明文を発表し、現場で迅速な措置を行ったことを強調した。それでも番組に対する痛烈な批判はやまず、「番組はもうやめろ」といったコメントが多く寄せられているという。

 35歳の大スターを襲った突然の悲劇。そのあまりにも若すぎる死に、俳優仲間やファンの間に深い悲しみが広がっている。

 

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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