カルディがないのは2県だけ。地元民に感想を聞いてみた

女子SPA! / 2019年12月11日 8時45分

(画像:カルディコーヒーファーム Instagramより)

 世界中から集められた食材がリーズナブルな価格で購入できることで人気のカルディコーヒーファーム。ぎっしりと並ぶ海外の市場のような店内で、無料サービスのコーヒーを飲みながら買い物できるのも特徴です。

 1986年、東京都の下高井戸に1号店がオープンしてから、徐々に店舗数を増やし続け、2010年には、日本国内の店舗数が200店舗を達成。その2年後には300店を超え、現在は400店を超える巨大チェーン店へと成長しました。

 カルディの公式ホームページには、「新規物件募集」という募集コーナーがあり、まだまだ出店規模を拡大していく模様。しかし、店舗紹介のページを覗いてみると、日本全国に400店舗以上展開しているのに、なぜか福井県と鳥取県にはカルディが1店舗も存在しないことが確認できます。

◆なぜ福井県・鳥取県にないのか?出店元に聞いてみた

 北陸3県では、福井県以外の石川県と富山県にはそれぞれ3店舗のカルディがあり、中国地方でも広島県には10店舗、鳥取県の隣の島根県にも1店舗出店しています。

 公式ホームページによると出店募集の条件に主要政令指定都市(50万人以上)及び中核都市(20万人以上)とあります。たしかに、鳥取市の人口は19.37万人(2015年)なので、条件に満たないのかもしれませんが、福井市の人口は26.59万人 (2015年)なので、出店条件はクリアしています。

 そこで、カルディを出店している株式会社キャメル珈琲に、「なぜ鳥取県と福井県だけ出店していないのか?」また、「今後の出店予定はあるのか」という質問を問い合わせてみたところ、残念ながら「ご質問にはお答え出来かねます」という返答でした。

 鳥取県と福井県にだけ出店していない理由はわかりませんでしたが、鳥取県はおとなりの島根県と並んで「〇〇が出店していない」県として話題にあがりがち。国内唯一のスターバックスコーヒーのなかった鳥取県に2015年5月にスターバックスコーヒーが出店した時には、開店時間の午前7時前には1000人以上の行列が発生しました。

 また、セブンイレブンの初出店も2015年10月と沖縄についで遅く、全国区のチェーン店舗がないことにもはや慣れっこなのでしょうか、カルディがないことについて30代の鳥取県民に聞いてみましたが、

「カルディは知ってるけど、県内に無いことには特に…って感じ」

「スタバのときは気になったけどカルディはそんなに」

「駅ビルに近い感じの店はあるかなあ」

と薄い反応でした。

◆福井県民はカルディもイオンもないことを気にしてない?

 一方、福井県といえば、全国で唯一、総合スーパーの「イオンがない県」としても有名です。

 福井県はJR西日本の管轄内の2府16県で唯一の自動改札機が「ない」県でしたが、それも2018年に脱却して、日々都会化が進んでいます。

 スターバックスなどのチェーン店も多く出店しているのに、イオンだけ未進出。そこには、過去に「ショッピングタウンピア」という倒産したスーパーとイオンが土地売却をめぐり、地元とイオンの間で交渉が難航して訴訟に発展したという経緯もあるようですが、福井県民は、カルディやイオンが「ない」ことに対してどんな気持ちを抱いているのでしょうか。

 そこで地元・福井県にUターン就職した30代の女性数人に話を聞いてみました。

「学生時代、東京にいた頃はよくカルディに行っていたので、地元にないのは残念です。福井県には成城石井もないので、輸入食品やおしゃれなお菓子を気軽に買うのは難しいですが、どうしても欲しければネットで買えばいいし、カジマートという輸入食品が充実しているスーパーもあるので、福井県にカルディがなくても、特に生活に影響はありません」

「イオンに行こうと思えば、車で石川県や滋賀県のイオンに行けます。ただ、わざわざ行ったところでイオンでしか手に入らないようなものはないかな…と。地元のスーパーのアピタでそれなりに満足しています」

「ポケモンが趣味なのですが、たまに“イオン限定”というイベントがあるので、そういうときは凹みます」

……と、カルディ、イオンが福井県に「ない」ことに、「そこまで困っていない」といった意見が集まりました。

 今年は、7月にセブンイレブンが沖縄県に初出店し「空白県」がゼロになったことが話題になりました。鳥取県や福井県に、カルディが進出する日は来るのか、地味に注目していきたいと思います。

<文/満知缶子>

【満知缶子】

ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。

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