マジメに働いてきた女性が、婚活で全敗。原因はメイクだった

女子SPA! / 2020年1月8日 15時47分

手抜きメイク(左)とナチュラルメイク(右)※写真は正美さんではありません

 こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

 自分は“普通の女性”で、真面目に生きていれば自然に結婚するだろう。そう思っていたら、気づけば30代……という方は多いのではないでしょうか。かく言う私も、そんな一人でした。

◆“スペック”は良い女性、でも全敗なのはなぜ?

 結婚すると思っていたのに一定の年齢に達して、彼氏ができる気配もない場合、婚活をしようと考えるのはごく自然な流れです。しかし、自称“普通の女性”は婚活を甘く考えていることが多いのです。

 地方からご相談に来た正美さん(30代)は大学卒業後、地元で公務員として働いていました。田舎ではそれなりの進学校に通う真面目な子で、周りを困らせたことがなかったのですが、20代後半に差し掛かった頃、いきなり親から「いつ結婚するの?」と聞かれて困ったそうです。

 学生時代の彼と別れてから、社会人になり彼氏はいません。出会いを求めて街コンにも参加しましたが、誰とも連絡先を交換せずに終了。周りの友達に紹介をお願いしても「いい人がいたら」「聞いてみるね」と流され、具体的な話には進展せず。

 そうこうしている内に、気が付いたら30代。そこで焦り、結婚相談所に入会したそうです。

 相談所では、正美さんのようなスペックの女性を探している男性は割と多く、驚いたそうです。

「今は専業主婦希望の女性よりも共稼ぎ希望の方が人気です」と言われ、働く気満々だった正美さんは、自分は人気があるかもしれないと思ったとか。

 しかも、お金を出して婚活するのだから結婚ぐらいできる。そう思っていましたが、結果は全敗。真面目に働き、いい子でい続けたのに……いったいなぜでしょうか?

◆プロフィール写真の時点でアウトにされていた

 そこで正美さんは、私のところに相談にいらっしゃったのです。

 まず相談所に登録していた写真を見ると、学生時代から変わらない服装やメイクをしている30代女性でした。プロが撮った写真のようでしたが、ダボッとしたセーターを着て、ひきつった笑顔で髪の毛もボサボサ。

 そして、実物の正美さんはもっと手抜きでした。服には毛玉が付き、バッグの中はぐちゃぐちゃで、姿勢も悪いのです。顔はファンデーションが適当に塗られ、眉毛はボサボサでした。

 確かに、専業主婦希望よりは共稼ぎ希望の女性の方が人気があることは確かです。ですが、正美さんの場合、まずはプロフィール写真の時点でアウトだったのです。

「ちゃんとナチュラルメイクをしている」「清潔感を心掛けています」というのですが、正美さんは、色つきコスメを使わず、ファンデーションだけを塗ることをナチュラルメイクと勘違いしていました。使っている化粧品を見せてもらうと、ファンデーションは3000円前後する安くはないブランドでした。

 実際のナチュラルメイクとは、手間暇かけて色むらやクマをコンシーラーで消し、自然な血色に見える口紅やチークを塗り、自然なツヤ感が出るようにファンデーションを塗ることを言うのです。しかし正美さんは、ファンデーションの量や色も適当で、首と顔の色が違うのです。眉毛がぼさぼさなのも「眉毛はあるから書かなくてもいいと思っていました」と、眉毛はない人が書くものだという認識でした。

 そして、清潔感についても、洗濯した服を着ているから清潔感があると思っていたとか。清潔感と清潔は別なのに……。

 これは単に「女は見た目が勝負」ということではなく、“個性”のはき違えが問題なのです。

◆ノーメイクを「個性」と勘違い

 正美さんは10代後半から20代前半にかけて、異性の目線を気にして色気づく女性を「ギャルっぽいな」と思っていたそうです。自分は素朴で真面目なキャラで、彼女たちとは違う。周りの友達も真面目な子たちが多かったそうです。なので、当時はお化粧もしないことも、楽な恰好でいることも「個性」と思っていたとか。

 たしかに、若ければ化粧をしなくても何とかなるものです。しかし30代では、クマやほうれい線が出てきて、髪もツヤがなくなってきます。そんな状況で何もしなければ、それはだらしがないだけ。そんなニーズのない特徴を個性とは言いません。

 これは内面でも同じこと。周囲が引いてしまうような言動を、“個性”だと思い込んでいれば、だんだん人は離れていってしまうでしょう。

◆周りが「紹介したい」と思える女性

 真面目な正美さんはメイクを習い、髪型も変え、服も年齢相応に変えました。職場の方たちも、正美さんの変化を誉める方がたくさん現れたそうです。

 そして、彼氏ができました。しかも、彼氏は同僚からの紹介で知り合った人だそうです。身なりに無頓着のころは誰も紹介しなかったのに、キレイになる努力をしたら紹介したいという人が現れたのです。

 改めて、正美さんは昔の自分の写真を見ると「なぜこれでうまくいくと思っていたのか呆れます。何様だったんでしょう」と思うそうです。なかなか自分のことって気が付けないですよね。

※個人が特定されないよう、記事内の情報は一部脚色しています。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。

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