大東駿介、結婚を隠して水川あさみと交際の過去。既婚者と“知らずに不倫”はありえる

女子SPA! / 2020年6月12日 15時46分

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(画像:大東駿介Instagramより)

<亀山早苗の恋愛時評>

 次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

◆大東駿介、別居婚していたことを告白

 俳優の大東駿介さん(34歳)が、実は2015年12月に相手の女性の妊娠を機に婚姻届を出していたこと、子どもが3人いるがこれまで同居はしておらず、この4月から同居に踏み切ったと告白した(『女性セブン』2020年6月18日号)。大東さんは、両親とも蒸発するという崩壊家庭に育ち、「家族」に拒否感があったという。

 大東さんといえば女優の水川あさみさん(36歳)との熱愛報道が話題になった。それが14年10月。翌15年8月には同棲報道も出ている。16年4月にもデート報道があった。

 大東さんは、水川さんには結婚を隠していて何も言えないままに別れたことを同誌で明かしている。水川さんは昨年9月、俳優の窪田正孝さんと結婚したばかり。今まで大東さんの結婚を知っていたかどうかはわからないが、もし知らなかったとしたらいちばん驚いていることだろう。

 既婚であることを知らずに交際が始まってしまう話は、一般的にもときどき聞く。

◆2年半も知らずにつきあって

 相手の男性が既婚であることをまったく知らないまま2年半、つきあっていたのはミワコさん(35歳)。31歳になったばかりのころ、行きつけのバーで彼と顔なじみになり、外でもデートするようになった。

「私はひとり暮らしなので、何度目かのデートで彼が泊まっていって。それからはごく普通の恋愛関係が続きました。彼は37歳で、恋愛経験も乏しいと言ってました。『照れ屋だしマメじゃないし、モテないんだよ』って」

 彼女は食品メーカー勤務だが、彼は自営業で親の会社を手伝っていると言っていた。中小企業ではあるが、売り上げはそこそこいいんだ、とも。

「彼に年賀状を出したくて住所を聞いたんですが、親と同居だし年賀状は会社の分だけでいっぱいいっぱいだからいいよと言われて住所は教えてもらえなかった。住んでいる場所はなんとなくわかっていましたし、彼の言い方だと親がけっこううるさいという感じだったので、迷惑をかけたらまずいなと思ったんです」

 それ以上に、携帯電話でいつでも連絡はとれるし、彼は夜中にも出てきてくれることがあったから、何も疑っていなかったのだという。なにより彼と一緒にいる時間は、ミワコさんにとって幸せで楽しいものだった。

◆結婚したいと言いながら、まったく話を進めようとしない彼

「彼はサプライズが大好きで、私がおいしいカニが食べたいなあと言ったら、夜中に突然、車で来て『今から北陸に行こう』って連れていってくれたんです。びっくりしたけど楽しかった。

 コーヒー好きの私のために、専門店で特別にブレンドしてもらったという珈琲豆をもってきてくれたり。いつも私のことを考えてくれているんだというのが実感できるんです。だから幸せだった」

 とはいえ、彼女自身、そろそろ結婚したいという思いはあった。子どももほしかった。だから2年近くたったころ、そのことを彼にぶつけてみた。

「すると彼が『僕もそう思っていた。真剣に考えよう』と。だけど具体的には何も言わない。だから親が怖いのかと尋ねたんです。そんなことはないけど、と彼は曖昧な返事でした。『ミワコとは本当に一緒になりたいんだ』とは言ったけど」

 釈然としなかった。結婚したいと言いながら、彼はまったく話を進めようとしない。そんなとき、1本の電話がかかってきた。

◆妻から知らされた真実

 真実は、彼の妻からもたらされた。

「知らない携帯からかかってきました。いつもなら出ないんですが、うっかり出てしまった。『〇〇の妻ですけど』って彼の名字が名乗られて。

 奥さん、いろいろ言っていましたけど、彼が結婚していたという衝撃で、内容はほとんど覚えていません。電話を切って彼にすぐかけたんですが、つながらなかった」

 しばらくたって、彼からかかってきた。彼は妻が暴露したことを知らなかったようだ。ミワコさんがそれを告げると彼は絶句したという。

「すぐ私のところにやってきました。『ミワコのことが大好きで、いつか言わなければと思いながら言うことができなかった』と泣くんです。37歳と言っていた彼が実際は40歳で、結婚10年、9歳と6歳の子がいて、実は今も妊娠中だと聞かされました」

 彼女は号泣しながら彼を殴った。彼は殴られたまま黙っていたが、彼女はそのまま追い出した。

 そして数日後、彼女は激しい腹痛に見舞われて自ら救急車を呼んだ。卵巣破裂だったという。激しいストレスで卵巣破裂というケースは何例か聞いたことがある。彼女の場合もそうだった。

「入院中、彼から連絡がありました。私も心細かったので、入院していることを話しました。そうしたら彼、毎日、朝に晩に見舞いにきてくれた。退院のときも車を出して家まで送ってくれたんです」

◆自分から別れた。が、今も彼をひきずっている

 彼の優しさにほだされ、ミワコさんは彼との関係を続けてしまう。彼は「今度こそ、離婚するから」と言ったが、妊娠中の妻を放り出せるわけがない。優柔不断な優しさを憎んだが、彼のことは憎めなかったという。

「退院して数ヶ月後、子どもが生まれたことを奥さんからのLINEで知りました。たぶん、彼と私がまだつきあっていることを知っていたんでしょうね。ご丁寧に生まれたばかりの赤ちゃんの写真まで貼られていた。

『生まれたって奥さんからメールがきた。さようなら』と彼にメッセージを送って、私から別れました」

 彼は何度も彼女の部屋にやってきたが、彼女は入れなかった。自分から別れなければ、いつまでもずるずると関係が続いてしまうとわかっていたからだ。彼女自身も、彼を本当に好きだったから。

 既婚であることを知らずにつきあったという例は少なからずある。ミワコさんの彼同様、最初は軽い気持ちだったが、だんだん本気になり、言わなければいけないと思いながら言えなかったというケースが多い。だが、真実を知ったときの女性のショックは計り知れない。

 別れてから1年以上たつミワコさんは、その後、引っ越して心機一転したつもりでいたが、やはり今でも彼のことを思い出すという。

「言えなかったとはいっても2年半ですからね。あの時間が私にとって幸せだったからこそ、それがウソに裏打ちされていたと思うと、悔しくてたまらない。一方で、まだ彼をひきずっている自分もいて複雑です」

 本気で好きだったからこそ、なかなか立ち直れずにいるのだ。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】

フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数

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