なぜか結婚できないハイスペ男性の実像。38歳医師が連敗するわけ

女子SPA! / 2020年9月6日 8時47分

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画像はイメージです(以下同)

 ハイスペなのに、なぜか婚活市場で残っている男性がいるものです。婚活アプリや婚活パーティで、医師・弁護士やエリートサラリーマンがいると、「おっ!」と思う反面、「なぜここに?」と警戒してしまうことも…。

◆好きなのは年上女性、でも子供も欲しい

 医師の前川龍一さん(38歳)も、結婚できないハイスペ男性の一人です。彼の場合は何がネックなのか?

 前川さんは、都内の有名私立大学を卒業後マスコミに就職するものの、「マスメディアを相手にするより、個人に関わる仕事をしたい」と方向転換を決意、医学部に入学し直して医師になりました。

 35歳ごろから「そろそろ結婚しよう」と婚活を開始したのですが、「好きなタイプが結婚したいタイプと違う」ために、苦戦しているとか。残念な婚活を語ってもらいました。

「昔から、自立した年上の女性が好きなんです。これまで40代や50代の女性と何人も付き合ってきました。

 そういう女性は、仕事の苦労や人間関係のことを話すと、よくわかってくれるので、一緒にいて、楽なんです」(前川さん)

 ひげを3年がかりで脱毛したという彼の肌はつるつるして、まるでキューピーのよう。38歳としては微妙なのですが、年上女性からは「可愛い」と愛でられてきたのかもしれません。

「ところが結婚を意識すると、『子供が欲しい』が優先順位になってしまうんです。となると年上の女性よりも、20代後半から30代初めの年下女性に絞られてしまう」

◆20代女性に「LINEの返信が遅い」と言われるのがウザい

 かつては40代女性と付き合っていましたが、子供が欲しいために破局したそう。

「2年間付き合っていた40代の女性から、『子供がいなくても、パートナーとして一緒に生きていきましょう』と申し込まれたんです。でもやっぱり子供がいる家庭が欲しい。かといって、一緒にいて楽な年上の女性と別れたくない。そのはざまで悩みました。40代で不妊治療を受けて子供を授かっている夫婦もいるけど、リスクが高いし…」

 結局、その年上女性とは別れてしまい、婚活パーティーやマッチングサイトでアラサー女性を探すことにした前川さん。気に入った相手とデートもするのですが、その後、「LINEの返信が遅い」などと不満を言ってくる“若いコ”に、辟易してしまうというのです。

「仕事が忙しくて、返せないときもある。疲れているときに催促されると、やる気がなくなるんですよ。LINEの返信を催促する女性って、承認欲求が高いんだろうけど、それは自分に自信がないことの裏返しだと思う。迷惑なことです」

 この冷たい口調に、なぜ彼が結婚できないかだんだんわかってきたような――。

◆同年代のバリキャリ女性とも、最初のデートで終了

 そこで前川さんは、同年代(30代後半)で自立している女性を探す、という方針に転換を図ったそうです。

「2年前にマッチングサイトに登録すると、『初めまして』と積極的にアプローチしてくる3歳年下の女性がいて、興味を持ちました。

 登録の写真によると、とても可愛らしく、しかも健康食品会社の社長という肩書にも期待を抱きましたね。実際に会ってみると、はきはきした口調で物事をはっきり言うため、自立するバリキャリという印象を持ったのです」

 ところが、最初のデートで価値観が異なるとわかって、こちらもダメになってしまいます。

「彼女はバツイチのせいか、結婚に対して理想をもたなくなり、パートナーとして長く付き合える男性を求めていました。子供に関しても、産んでも産まなくてもよいという考え方。しかも生理が重いという理由でピルを飲み始めたら、とても調子がいいので、当分ピルを飲み続けたいとのこと。僕は結婚したらすぐに子供が欲しいので、マッチングは不成功でした」

◆なぜ誰ともうまくいかないのか?

 その後の婚活でも、同年代から下の世代の女性とデートを重ねていますが、うまくいかないそうです。

「医者の妻というスタンスに憧れている依存性の高い女性が多い。それがわかったとたんに面倒くさくなってしまうんです。自立していない女性といると、退屈だし、疲れます」

 婚活がうまくいかない焦りがあるせいか、最近では複数の既婚女性と遊びの関係を繰り返しているとか。出会いは、アルバイト(非常勤の医師)で行っている病院に勤める女性や、アプリで知り合った浮気したい人妻たちだそうです。

「既婚女性と付き合うのは、せつなかったでしょう?」と聞いてみると、「全然。割り切った関係でしたから」と、乾いた口調で返ってきました。

 前川さんはますます、結婚から遠ざかっているように見えました。

 依存されるのは嫌、自立した女性が好きだけど、子供はすぐ産んでほしいーーそんな自分の都合だけで女性を探していては、いくらハイスペでも結婚は難しいのかもしれません。

<取材・文/夏目かをる>

【夏目かをる】

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」

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