食欲の秋にたっぷり食べたい健康食材5つ。旬はサンマだけじゃない

女子SPA! / 2020年10月1日 8時45分

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 食欲の秋、我慢せずに食べたい味。

 ずいぶん涼しくなり、食べるものがおいしく感じられる季節になりました。そうです、食欲の秋が到来。新米やイモ類が豊富に出回るせいか、ついつい食べすぎてしまうこともありますよね。ここはどうにかして賢く、旬の食材を楽しみながらも、健康的な食生活を維持したいところです。

 そこで今回は、食欲を我慢せずに食べたい!「健康的な秋の旬食材」を厳選して5つご紹介したいと思います。

◆①里芋(さといも)

 秋と言えば、さつまいもを思い浮かべる人は少なくないはずですが、旬のイモ類としておすすめしたいのは、「里芋」。最近では皮をむいた冷凍食品が手軽になっていますよね。この里芋に含まれる“ネバネバ”がポイント。

 これは、「DHEA(デヒドロエピアンドロステロンの略)」という成分で、男性ホルモンの材料として機能することが知られています。このDHEAは女性にも有効。男性ホルモンの一種であるテストステロンを経由して女性ホルモンにもなることがわかっています。

 DHEAの期待できる効能としては、意欲や行動力を向上させる、新陳代謝を活発にする、体脂肪を燃焼させる、免疫力をアップさせるなどなど。じゃがいもやさつまいもの代わりに意識的に活躍させてみるのはいかがでしょうか。

(参考)満尾クリニックサイト(DHEAの効果1、2)

◆②早生(わせ)みかん

 早生みかんとは、夏の終わりから出回る緑色のミカンのこと。秋の運動会で食べる酸っぱいミカンのイメージとして覚えている人もいるかもしれません。通常のミカンに比べてビタミンCやβクリプトキサンチン、ヘスペリジンという健康成分が豊富なんです。

 これらは美容やアンチエイジングに効果が期待される優等生。早生みかんが出回るのは11月くらいまでですから、見逃さずに堪能してみてくださいね。

◆③柿

 秋の果物として最もオススメしたいのが、「柿」。“イチゴとみかんのいいとこどり”と言われており、柿1個(大)で1日分のビタミンCが摂取可能なんです。さらに、抗酸化作用の強いカロテン(ビタミンA)、カリウム、便秘解消の食物繊維も豊富です。

 つまり、美容対策、ダイエット、風邪対策が広くカバーできる万能フルーツだということがわかります。さらに、渋み成分「タンニン」には、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドに反応して体外に排出する作用があるため、二日酔い防止にもなると言われています。

◆④秋刀魚(サンマ)

 秋の魚と言えば、「秋刀魚(さんま)」。今年は不漁の年だと予測されていますが、じゅわーっと脂が乗ったさんまのおいしさは格別。例年より少しお高くなっても、やっぱり食べたいですよね。

 旬の秋刀魚には“良質なアブラ”として推奨されるDHAやEPAが特に豊富。これらは、オメガ3系の不飽和脂肪酸の一種で、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、血液の凝固を抑えて血圧を下げ、血栓を予防する効果があるとされています。塩焼きはもちろんのこと、炊き込みご飯の主役にもなりますから、いろいろ楽しんでみてくださいね。

◆⑤戻り鰹(カツオ)

 もう一つ、秋に忘れず食べたいのが、「鰹(カツオ)」。夏の時期に栄養をたくさん摂ってまるまる太って日本近海(南側)に戻ってくるカツオのことで、“トロ鰹”と呼ばれるほど、マグロのトロにも引けをとらないおいしさが魅力です。さらに、身の色もしっかりとした深みのある赤色で、もっちりとした食感は、濃厚かつ力強いおいしさ。サンマ同様にDHAやEPA、タンパク質(ダイエットや体作り)や鉄分(貧血対策)、カリウム(むくみ対策など)が豊富に含まれています。

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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