もうイヤ!夫の兄が親戚の子にあげるお年玉を、うちが立て替え…

女子SPA! / 2021年1月5日 8時47分

写真

 1月の出費といえば、親せきの子供にあげるお年玉。

 核家族化が進む最近では、子どもの立場からすれば一人でももらえる先を確保しておきたいのが本音かもしれません。でも、あげる大人サイドでは、懐が痛むのがホンネでもありますよね。

◆夫の兄が私の甥っ子・姪っ子にお年玉をくれるけれど…

 埼玉県在住の真琴さん(仮名・41歳)も、お年玉を楽しみにしている甥っ子・姪っ子が3人いる“親戚のおばさん”の一人。お正月は夫婦そろって神奈川県の実家に行き、母と同居中の姉一家と新年会をするのが恒例となっているとか。

「うちには子どもがいないので、夫も私の甥っ子と姪っ子をとても可愛がってくれています。それは夫の家族も同様で、折に触れて彼らを気にかけてくれいました。特に独身である夫の兄は、結婚式くらいでしか顔を合わせていない甥っ子・姪っ子に毎年お年玉を渡して欲しいと必ず連絡があります」

 親戚が少ないため、あまりお年玉が多くない甥っ子・姪っ子たちはもちろん大喜び。真琴さんは義兄に感謝しつつ「最近はまったく会ってもいないのにスゴい大盤振る舞いだな」と内心不思議がっていたそうです。

 しかし、5年前に義兄は勤めていた会社でリストラに遭い、突然の無職に。金銭的にかなり困窮した状態になったそうです。

◆義兄のお年玉を立て替えさせられていた

「家賃が払えないから、とうちに借金の申し込みに来たことも1回や2回じゃないくらい。これは次の正月には、お年玉は望めないだろうと私は思ってました。でも、実家に帰る時に夫は義兄からという名目のお年玉袋を手にしていたのです。

 3人もいるし年齢もそこそこ上がっているので金額的に負担なんじゃないかと思ったのですが、夫が『兄貴がどうしてもあげたいっていうから』と……」

 そんなにも私の甥っ子と姪っ子に……と、一瞬ジーンとした真琴さん。しかし、そのお金の出どころを知った途端さすがに激怒しました。なんと、義兄は「お金はないけどあげたい気持ちはあるから、とりあえず立て替えておいて欲しい」と言ってきたと夫がいうのです。

「つまり、そのお年玉ってうちの家計から出してるってことじゃないですか。お年玉の立て替えなんて聞いたことないぞって思ったんですけど、子どもたちをガッカリさせるのも忍びないので、そのまま渡すことにしました。みんな義兄にお礼の電話をしてましたよ。それをどういう顔で受け取めたのか謎ですけど……」

◆義兄が再就職したのに続く立て替え

 以降、そのお年玉の立て替えは恒例となってしまいました。すでに義兄は再就職をして金銭的に何の問題もなくなっているにも関わらず、このシステムは続いているといいます。

「毎年『立て替えたお金は返してもらってるの?』と夫に確認するのですが、一度ももらっていないようです。本当にいい加減にして欲しい」

 真琴さんが腹を立てているのは、お金を余分に払わなければならないからではありません。義兄が子どもたちから渡してもいないお年玉へのお礼の言葉を受け取っている状況がおかしい、と。それは彼らの純粋な感謝の気持ちを裏切っていることに他ならないと語気を強めました。

「おそらく今年も義兄からと偽(いつわ)って甥っ子・姪っ子たちにお年玉をあげることになるんでしょうね。もう止めたいんですけどね」

 と、話していましたが、やはり昨年のお正月も言葉通りになってしまったそうです。

 かといって、お年玉が少なくなったと甥っ子と姪っ子が悲しい顔をするのは見たくないという真琴さん。そろそろお年玉を「義兄から」ではなく真琴さん夫婦それぞれからという形に切り替えようかと画策中だそうです。

―年末年始のトホホエピソード―

<文/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ>

【もちづき千代子】

フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング