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料理の“もと”で当たりを見つけるコツ2つ。感動級の美味しさを手軽に

女子SPA! / 2021年4月20日 15時45分

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 おいしさも妥協したくない。

 時短料理の救世主として人気なのが、「◯◯の素」。最近は、炒めるだけの中華料理だけでなく、エスニックや家庭料理など、バリエーションがどんどん拡大していますが、本当に信頼を寄せられるアイテムに出逢えていますか? もしかすると、手軽さ重視のあまり、仕上がりの味については若干妥協をしている人もいるかもしれません。

 そこで今回は、手軽さを約束しながら、感動級のおいしさを演出してくれる“◯◯の素”の名品を2つご紹介しながら、その魅力について迫ってみたいと思います。(以下、価格はすべて税込)

◆ポイント①家庭ではなかなか真似できない“プロの風味”

 最初にご紹介する名品は、味噌メーカーであるひかり味噌(株)が作る“味噌”を隠し味として調合した「味噌屋のマスターブレンド しょうが焼きのもと」(参考小売価格324円)。生姜焼きのイメージといえば、醤油かもしれませんが、この味噌風味は、これまでの生姜焼きの概念を良い意味で打ち破ってくれる運命的なインパクトがあります。

 主な原材料は、米みそ、てんさい糖、りんご果汁、おろししょうが、シナモンパウダー。これだけ見ても、家庭ではそう簡単に真似できないような複雑そうなブレンドですが、おそらく味噌とシナモンのマリアージュが、記憶に深く刻まれるおいしさにつながっているのではないでしょうか。いつもの生姜焼きよりも香り高く、スパイシー。こんなにも華やかで旨味たっぷりな味わいは、これまでに体験したことがありませんでした。

◆豚肉に揉み込んで焼くだけで生姜焼きが完成

 作り方は、実に簡単。豚肉200グラムにつき本品1袋(1パックに3袋入り)を加えて、ボウルもしくはポリ袋の中で揉み込み、15分置くだけです。

 そして、油をひいたフライパンでこんがり焼いていくだけ。おいしく焼くポイントは、大きめのフライパンを用意することと、肉を並べすぎないこと。こんがり焼き色がつく仕上がりが理想的です。焼いている時のいい香りも楽しみの一つになるでしょう。

 さあ、おいしそうな生姜焼きが出来上がりました。しっかり濃い目に味がついているので、添える野菜はシンプルな温野菜・生野菜がよく合います。

 しみじみ美味しすぎて、ごはんがどんどん進みます。さすが味噌専門店が作るだけあり、味噌の魅力を最大限に活かしながら、いつもの味と全く違う仕上がりに。定番であり人気の家庭料理を、期待以上においしく広げてくれていることに脱帽してしまいました。

◆ポイント②もっとこうすれば的な“憧れアレンジ”の実現

 私が強くオススメしたいアイテムのもう一つは、漬け込んでレンチンするだけで、「サラダチキン」が簡単に作れてしまうという素。キング醸造(株)の「サラダチキンの素」(400ml、参考小売価格 270円)です。

 これ1本で約12枚分のサラダチキンが作れる(鶏むね肉250gに対して30ml使用を想定した場合)そうですが、何よりも強い魅力は、「サラダチキン(市販モノは鶏むね肉を使用)ってパサパサして味気ない」という“物足りなさ”を克服できるという点。つまり、しっとりジューシーな“鶏もも肉”を使ってサラダチキンを作れるということなんです。

 また、味の特徴としては鶏の旨味を生かしたミニマムなバランスに設計されているため、良い意味でクセがなく万人が喜ぶシンプル味。飽きずに1本を使い切ることができるでしょう。

◆サラダチキンが驚くほど上手に仕上がる

 ということで実際に、もも肉とむね肉の2種でサラダチキンを作ってみることに。それぞれ大さじ2と鶏肉をポリ袋に入れて味を染み込ませます。このまま1時間ほど放置しても良いですが、前日に漬けて冷蔵庫に入れておくと味がしっかり馴染み、好きな時に調理ができて便利です。

 漬け込んだ鶏肉をサラダチキンの素と一緒に耐熱ボウルに入れて、ふんわりラップをして電子レンジで加熱。500ワットで6分間加熱して、そのまま粗熱を取れば完成です。ボウルに染み出した汁は、捨てたらもったいないので、スープなどに活用しましょう。

 そして、完成したサラダチキンをスライスしてみました。やはりもも肉はジューシーでしっとり。旨味やコク、食べごたえがあって、メインのおかずとしても大活躍しそう。私はこれにマヨネーズをかけたり、ごまドレッシングをかけるのが好みです。

 ちなみにむね肉も、驚くほど上手に仕上がります。この作り方を知ってしまうと、市販モノよりもコスパが良いし、ちょっと上質な銘柄鶏で作るなど、選択肢は広がり、自分で作ることが定番になりそうです。

 素を使うことで使う食材の幅が広がるなんて、料理が楽しくなること間違いなし。素の量を増やせば、自分好みの濃さにも調整できるので、満足度も高まります。◯◯な素の理想的な活用術とは、まさにこういうことなのではないでしょうか!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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