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実の叔父からのセクハラ…金メダルかじり事件で最悪の記憶がよみがえった

女子SPA! / 2021年8月27日 8時47分

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 名古屋の河村たかし市長の金メダルかじり報道、あまりの事に呆気(あっけ)に取られてしまいましたよね。

 

 あのニュースを見て、過去に逆らえない男性から理不尽な思いをさせられた記憶の扉が開いてしまった女性もいるようで…。 今回は、そんなエピソードを2つご紹介しましょう。

◆小学3年の時に苦手な叔父が…

 Y菜さん(34歳・主婦)の場合。

「私が小学3年生の時、父親(37歳)の弟にあたるF男さん(35歳・独身)が近所に住んでいて、よく遊びに来ていたんですよ」

 ですが、Y菜さんは叔父F男さんの事があまり好きではなかったそう。

「夕食を一緒に食べる事が多かったのですが、私が楽しみに取っておいたおかずをニヤニヤしながらわざと食べたりするんですよ…どうやらギャグのつもりみたいでしたが。

 もちろん、やめてよと反論なんて出来ないので、なるべくはやく食べ終わって自室にこもってましたね」

 そうすると決まって、お母さん(34歳)がY菜さんの部屋にデザートを持ってきてくれたんだとか。

「母は『あのおじさん馬鹿だから仕方ないのよ。気にしないで』と言って、いつもよりゴージャスなデザートを出してくれたので、それが救いでしたね」

 ですがある日の夜、酔ったF男さんが泊まっていく事になり…。

◆叔父がふとんに入ってきた

「とにかくお酒を飲んでる父や、F男さんにつまらない事を言われるのが嫌で、早くお風呂に入って自室にこもろうとバスルームに向かったら、F男さんに『一緒にお風呂に入ろう』と言われて、とても気持ち悪かったのを覚えています」

 もちろんお母さんがやんわり断ってくれたそう。

「そして、私は自室で早めに眠りについたのですが、あぁ…思い出すだけで吐き気がしてきます」

 なんと夜中にふと気配をかんじ目覚めると、Y菜さんのふとんに叔父が入ってきました。

「怖すぎて何も言えず、ギュッ目をつぶってただただ耐えました。F男さんは私の頭を撫(な)でたり『修学旅行みたいで楽しいな~』などと言っていました」

 すると叔父から寝息がもれ始めたので、恐怖で震える足で両親が寝ている寝室に駆け込むと…。

◆両親のケンカで「私が黙っていたら」と罪悪感

「泣きながら事情を話すと、怒った母が寝ているF男さんの元に向かおうとしたんですよ。でも父が『ただちょっと隣で寝たぐらい何でもないじゃないか、大袈裟(おおげさ)なんだよ』と言い、そのまま2人は大喧嘩になってしまって」

 そんな両親を見ながらY菜さんは「私がちょっとぐらい我慢して黙っていたら、こんな事にはならなかったのに」と罪悪感でいっぱいになったんだとか。

「結局、父と母が、F男さんにやんわり注意して客間に寝てもらったのですが、翌日また朝食の時に『Y菜ちゃん、俺が隣に寝るのが嫌だなんてませてるね。すぐに大きくなって男の人と寝る楽しさが分かるようになるよ』と言われて…不快で不快で仕方がありませんでした」

◆トラウマ級の嫌な思い出がよみがえった

 それからも、F男さんは定期的に遊びに来ましたがお母さんがY菜さんを守ってくれたそう。

「それから半年後にF男さんが引っ越しをした時は嬉しくてたまりませんでしたね」

 叔父の、自分がやる事や言っている事が全て面白いと思い込んでいて、しかも相手が嫌がっている事はみじんも感じ取れず、さらに楽しくコミュニュケーションをとっているつもりになっている所が心底嫌いで、トラウマ級の嫌な思い出になったと語るY菜さん。

「河村市長の金メダルかじりのニュースを見て、このおぞましい記憶が蘇(よみがえ)ってきてゾッとしてしまいました。しばらく忘れていたのに…そういう女性、他にも結構いるのではないでしょうか?」

 続いては、相手に完全に見下され、そのうえ周囲の誰一人として自分の味方になってくれない状況を思い出したという女性です。

◆権力者の息子にいたぶられていた

 M実さん(38歳・主婦)の場合。

「子供の頃、4歳上の兄が連れてくる友達のK司くんが大嫌いだったんですよ」

 よく兄とK司くんの遊びに“混ざれ”と強要され、ブランコに乗せられていたそう。

「2人が交互に私の背中を押して、垂直に近い高さまでこがされて…私が怖がって泣くとゲラゲラ笑っていました」

 ですがM実さんは、なんでK司くんがこんな事をするのかが薄々(うすうす)想像出来たそう。

「K司くんのお父さん地元のお偉いさんで…だから何をしても怒られないんですよ。だから女で年下の私は特にかっこうのターゲットだったんだと思います」

◆「俺には絶対にかなわないんだから」

 そんな毎日が悔しくてたまらなかったM実さんは、親に頼んで空手を習い始めます。

「K司くんをこてんぱんにする妄想をしながら、ひたすら稽古に励みました。ですが、ある日、またK司くんに捕まって、泣くまでブランコに乗せられて心が折れてしまって」

 しかも「お前が何をしようと、俺には絶対に敵(かな)わないんだから」と笑われた屈辱が忘れられないとM実さんは語ります。

「兄はK司くんの味方。両親もK司くんの親にタテ突く事なんてできない。私は女だし舐め腐られている…あの時の気持ちを今回の報道を見て思い出してしまいました。

 河村市長は、屈強な大男の選手でも躊躇なくメダルを噛んだんでしょうかね?」

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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