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ママ友から毎日届く“レシピLINE”がツラい。「作ったよ」報告をしなかったら

女子SPA! / 2021年10月3日 15時47分

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 子ども持つ女性の中で「ママ友」との付き合いに悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。子どもの友人関係に影響が出ないように、簡単に友達をやめたり意見できなくなってしまったり…。そんなママ友との関係に悩む女性のエピソードを紹介します。

◆ママ友のお宅でランチパーティー

 ミキさん(32歳)は5歳と1歳の子どもを持つ専業主婦。子どもが通う幼稚園には同じ年代のママも多く、ミキさんにも数人のママ友がいました。ママ友たちはみんな優しくいい人ばかりで、大きなトラブルもなくこれまで付き合いに悩むこともほとんどなかったそうですが…

「ママ友の1人にアヤカさんという方がいるのですが、私より3歳年上で割と頼れるママという感じなんです。あるときアヤカさんが自宅でランチパーティーを開いてくれて、上の子が幼稚園に行っている間、下の子を連れて数人のママと参加しました」

 アヤカさんはもともと料理好きでも知られていて、これまでに数回同じようなランチパーティーを開いてくれたことがありました。その日出されたのはアヤカさんが得意なイタリアン。見た目も豪華で美味しい料理に、ミキさんも大興奮でした。

◆ペペロンチーノのレシピを教えてもらう

「普段私もパスタはよく作るんですが、アヤカさんのペペロンチーノはお店みたいな味で。それを言ったらとても喜んでくれてレシピを教えてくれるって言うんです。だからパーティーが終わった後に少し残って、レシピを詳しく教えてもらいました」

 同じく絶品だったペペロンチーノの作り方も教えてもらい、ルンルン気分で帰宅したミキさん。そして早速その日の夕食に教えてもらったレシピで旦那さんに夕食を作ると、やはり大絶賛されたのです。嬉しくなったミキさんは、アヤカさんに作ったパスタの写真とともにそのことを伝えました。

◆毎日レシピLINEが届き、料理がストレスに

「アヤカさんからは親指アイコンとともに、テンション高めな嬉しいという内容の感想が送られてきました。そのときは私も旦那に褒められたこともあり、妙にニヤニヤしてしまったのを覚えています。でも問題はここからでした…」

 ミキさんからの報告LINEに気をよくしたのか、それから毎日夕飯前の時間にアヤカさんはレシピを送ってくるようになったのです。レシピを考えるのが苦手だったミキさんは始めのうちはありがたく感じていたのですが、徐々にプレッシャーを感じ始めました。

「たしかにレシピどおりに作れば美味しいんですが、忙しくて宅配とかスーパーのお惣菜で楽しようっていう日もあるじゃないですか。そういう日にも送られてくるので、『作りたい』から『作らなきゃ』という気持ちになってしまって。アヤカさんみたいに料理が得意ではないので、それがすごくストレスに感じたんですよね」

◆作った報告をしないと「今日どうしたの?」と聞かれる

 あのランチパーティーでペペロンチーノレのレシピを聞かなければ、美味しいと大絶賛しなければと後悔していたミキさんですがそれも後の祭り。さらにしばらくするとレシピを送ってくるだけにとどまらず、アヤカさんはミキさんが作った報告をしないと「今日どうしたの?」と連絡をしてくるようになってしまいました。

「忙しくて作れなかったと言えばそれ以上追求してくることはないんですが、まるで責められているような感覚にも陥ってしまいました。幼稚園の送り迎えで顔を合わせるのも憂鬱(ゆううつ)で、一時期軽く鬱のような感じになっていたと思います。旦那にも相談したんですが『ありがたいじゃん』といってあまり取り合ってもらえず…」

◆断れずストレスが溜まる一方

「同じランチパーティーに参加していた別のママ友に話したらすごく親身になって聞いてくれて。今は彼女とアヤカさんにどう伝えるか色々考え中ですが、これで変に関係がこじれて子供同士の付き合いにも影響が出たら嫌ですし。もう少し様子を見ようかなと思っています」

 今もなおアヤカさんからのレシピ攻撃は続いているそうで、ミキさんのストレスは溜まっていく一方です。今回のように、相手が親切だと思ってしてくれていることは、なかなかやめてほしいとは言いにくいものです。自分のしていることが相手にとってありがた迷惑になっていないか、今一度よく考えて人付き合いをしていきたいですね。

―シリーズ「私の周りの迷惑○○」―

<文/大杉沙樹 イラスト/朝倉千夏>

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