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シンママ向け恋活アプリが「危険すぎた」わけ。子連れで恋愛する“困難”は想像以上

女子SPA! / 2023年3月29日 17時48分

◆異性と付き合っているだけで、児童手当が打ち切り?

 最後にシングルマザーの恋活・婚活の難しさについて聞くと、「まず仕事をしながら子育てしているので単純に時間がないため、出会いの機会を見つけたり、デートして関係を深めたりなどが難しいです」という。

「特に強調したいのが、彼氏と同棲すると児童扶養手当(※)が打ち切られることが多いという事実です(※ひとり親家庭向けの手当。受給には収入などの厳しい制限がある)。

 厳しい自治体ですと、彼氏がちょくちょく家に来る程度でも打ち切られる可能性があります。『彼氏が頻繁に家に出入りしているくせに、児童扶養手当をもらっていてずるい』といった連絡が行政に寄せられ、打ち切られるケースも珍しくないのです。

 しかし、子どもがいることで安定した職に就けないシングルマザー、経済的に苦しいシングルマザーは少なくありません。経済的な不安感を抱えており、児童扶養手当は重要なセーフティーネットです。行政はもちろん、近所に住んでいる人もそのことを理解していただけると嬉しいです」

 また、離婚後に自信を失っていたり、心理的にも弱っているシングルマザーも多いという。赤石さんは「まずは自分のいいところをみつけながら、いろいろな人とつながりをもって応援してもらえるようになるといい」という。



◆ひとり親世帯の相対的な貧困率は、先進国で最悪レベル

 しんぐるまざあず・ふぉーらむのまとめによると、子どものいる世帯の貧困率は、大人がふたり以上いる世帯では10.7%なのに対し、ひとり親世帯では48.1%にものぼるそうだ(厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査」の結果より)。この相対的貧困率は、先進国で最悪のレベルだという。

 今回の「coary」の騒動をただの“お騒がせニュース”として消費するのではなく、シングルマザーがどのような課題を抱えているのかを考えるきっかけにしてほしい。

【NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ】

シングルマザー当事者の経験をもち、かつ専門的な支援の資格とトレーニングを受けた支援者が、シングルマザーによりそいながら必要な支援を行う団体。2018年に認定NPO法人として認められた。ひとり親のためのセミナーや情報提供、子育て支援、就労支援などをおこなっている。

<取材・文/望月悠木>

【望月悠木】

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

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