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「吉野家でビールを飲む人」が増えてほしいと願うワケ。一人飲みして感じた“幸福感”と“2つの課題”

女子SPA! / 2024年4月6日 15時46分

 また味もしっかり“牛肉”を感じた。シャキシャキしたネギとトロトロしたタマネギと一緒に食べると食感も楽しめる。また、一緒についてきた焼肉のタレはとてもジャンクな味わい。タレをめいいっぱいつけ、口の中をしょっぱくしてビールで流し込み、何とも言えない幸福感に満たされた。

◆マッチョな人の食生活を凝縮したようなメニュー

 もう一品の「キムチ牛サラダ」はとてもヘルシーな見た目。

 名前の通りの牛肉に加えて、鶏肉、ブロッコリー、半熟卵とタンパク質マシマシ。マッチョな人の食生活を凝縮したようなメニューであり、牛肉を堪能しながらも健康になっている感覚にもさせてくれる。

 注文する際にはゴマドレッシングと和風ドレッシングの2つからドレッシングを選ぶため、ゴマドレッシングを選択。

 半熟卵やキムチをしっかりかき混ぜると美味しく、やはりビールにも合う。ただ、下に敷き詰められているレタスがかなりみずみずしく、混ぜすぎるとドレッシングが大分薄味になってしまう。卓上にドレッシングは置いていないため、サラダの混ぜ方には十分な配慮が必要になる。

◆優しくて温けぇ……しじみ汁

 またビールを飲んでいるということで、せっかくなので「しじみ汁」(195円)も追加で注文。

 味はしょっぱすぎず優しい仕上がり。この日は瓶ビール1本しか飲んでいないが、飲みすぎた身体に寄り添ってくれるしじみ汁。とはいえ、しじみを一つ一つ箸でつまんで食べることは面倒臭かった。しじみ汁のしじみを「食べない派」がいるのも無理もない。

◆吉野家で飲んでみて感じた2つの課題

 総評としては、「吉野家」はメニューも美味しくコスパ良く飲めた。ただ、今回訪れた店舗では店内にカウンター席しかなく、どうしてものんびり飲むことには不向き。筆者がちんたら飲み食いしている間に、5~6人の客が入店して早々に牛丼をかきこみ店を後にしていた。「吉野家」は回転率が早いため、ついつい居心地の悪さを覚えてしまう。テーブル席のある店舗もあるため、「吉野家」で飲みたい場合は事前にテーブル席の有無を確認したほうが良いかもしれない。

 また、店員さんを呼んで注文しなければいけない点もネック。「吉野家」でわざわざ店員さんを呼んで追加注文するハードルは高い。筆者は「しじみ汁」を追加注文した時もどことなくソワソワしながら注文した。こちらも店舗によってはタッチパネルを導入しており、周囲を気にせずに快適に飲むためにはタッチパネル導入の有無もチェックしたほうが良さそうだ。

 牛丼屋でビールを飲むことに後ろめたさも恥ずかしさもなかったが、若干の課題を覚えた。それでも「吉野家」で飲む人が増えれば、そういった課題も改善に向かう可能性もある。「吉野家」で飲むことがもっと定着してほしい。

<写真・文/望月悠木>

【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

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