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友達づくりの上手な人が“やらないこと”とは。バーのマスターに聞いて納得:4月に読みたい記事

女子SPA! / 2024年4月16日 15時47分

林: そうですね。だからこそ、孤独を感じるときがあるなら、意識的に作らないとダメとも言えます。

もちろん結婚はしたい人がすればいいし、したくない人はしなくていいと思いますが、僕はもし結婚をしたいと思っているのなら、結婚推進派です。それは独りだと話し相手がおらず、早死にのリスクが高まるから、というところから来ています。人は一定量の会話をしないと、精神的に参ってしまうと言われています。「結婚相手が一番の友達」であれば、少なくとも会話不足で孤独になるリスクは、ある程度回避できますからね。

◆“第三の場所”をいかに持つかが、孤独感回避のカギ

おおしま: 日本人はよく勤勉と言われますが、最近はその勤勉さが繋がり不足を誘発していると思うときがあります。たとえば、家と職場の往復だけをしていた中年男性が、社会との繋がり不足で孤独になったり。子育てママさんが社会から離れた結果、孤独感を募らせ子育てで行き詰まるというのも、構図としては似た印象を受けます。

林: 日本人は、欧米にくらべて“第三の場所”を持ちにくいカルチャーではあるかもしれません。僕は新型コロナ流行以降、よりリアル店舗の重要性が増したなと感じるときがあります。

少し前は、お店というものは今後デリバリーやEC(通信販売)によってなくなると言われていました。でも、実際は第三の場所としての機能をお店に求められることが多くなった印象です。今後は、会員制とかサブスクのお店といった、居場所としてのお店はニーズが高まるのかなと思っています。

BOSSAも会員制にはしませんが、ここへ来れば繋がりができるみたいな場所になれたらいいなと思っています。

◆大人からの友達づくり、上手な人は何が違うのか

おおしま: 続いて、大人からの友達づくりについてお聞きします。ずばりコミュニケーション力の差なのかもと思いますが、友達づくりが上手い人と苦手な人がいると思います。その違いを見つけていけたらと思うのですが、林さんは何だと思いますか?

林: 僕は、「あんまり気にしない人」だと思います。誘ったら迷惑かなとか、こんなこと言ったら嫌われるかなみたいなことを考える前に「ご飯行きましょう」が言える人。良い意味で相手のことを考えすぎずに行動できると、その分友達づくりの打席も増えて上手くなるのかなと思います。

BARにいらっしゃる方の中には、必ず誘うと決めている人もいたりしますよ。その場で言って日程を決めるとなって断られても、そこで縁が途切れるだけなので、ダメージって意外と少ないんだそうです。

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