今までの苦労は何だったの？ニトリ“1台7役の調理器具”で料理が超ラクになってしまった

まずはおろし器。大根をすりおろしてみると、刃がないタイプにもかかわらず思っていたより力が要らず、あっという間にすり終わりました。

お次はパプリカをスライス。スライスできている手応えが一切なく、あれ、もしかして全くできていないのでは……？ と不安になったものの、そんな感覚とは裏腹に手に握っているパプリカは確実に減っているという不思議な感覚に。

中フタを開けて確認してみると、スライスパプリカが量産されていてびっくり。こんなにも力が要らないとは……！

そこへツナ、塩、胡椒、酢、砂糖を投入して混ぜ合わせればマリネの完成。あっという間に一品出来上がりました。

◆キャベツの千切りやキュウリの細切りも

千切りはキャベツでトライ。こちらは想像以上に細かくなりすぎてしまいましたが、フワフワの千切りキャベツが短時間で出来上がりました。キャベツはスライサーを通してボウルの中に入っていってくれなかった分が中フタの上に溜まってしまい、そこだけが難点。

最後にきゅうりを細切りにしていきます。スルスルときれいな細切りになるのが楽しくて、何本でもやりたい勢い。これまで細切りスライサーを使用したことがなかったので、今までの包丁での作業は一体何だったんだ……と驚きで言葉を失うレベルでした。

きゅうりの細切りにはタコ、南高梅、大葉、すりごま、オリーブオイルを加えて和えました。我が家の定番メニューが驚きのスピードで完成！

◆指ガードまでついてるなんて、配慮がスゴイ……！

このセットには指ガードなるものまでついてくるというから驚き。小さくなって掴みにくい野菜をしっかりホールドすることができるアイテムで、自分の指を傷つけてしまうのも防いでくれます。

指ガードは、スライサーに置いた食材の上にセットして使用します。おまけというか、気休め程度のアイテムなのかな、と思っていたら大間違い。指ガードについたトゲトゲがしっかりと食材をホールドしてくれるのでスライドさせやすく、余すことなく食材をスライスできます。

◆切れ味抜群なので、刃の取り扱いには十分注意を

使用時・お手入れ時には刃の取り扱いに十分な注意が必要です。切れ味抜群なだけあって、スライサーの刃は特に鋭利。筆者はパーツを取り出そうとした際に刃を誤って触り指先をサクッと切ってしまい、身をもって切れ味の鋭さを体感しました……。

何はともあれ、洗い物が減る、時短調理になるなどメリットの多い「コンパクトスライサーザルボウルセット」が、1,000円ちょっとで我が家のキッチンに革命をもたらしてくれたことは確か。やはりボウルにスライサーをセットできるというのがとても便利で、作業効率が格段にアップします。今後も張り切ってフル稼働させていきたいと思います！

＜写真・文／鈴木美奈子＞

【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。