1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「学校でパニックになると…」鳥居みゆきが明かす幼少期の“困りごと”

女子SPA! / 2024年4月25日 15時46分

当時はまだ発達障害への認知度が低くて、「発達の検査受けたほうがいいよ」と言われることがなかったので、「変な人」と思われたままだったと思います。あまり大事に捉えられなかったし、私の他にもパニックになる子はいたので昭和の時代はそこまで気にしていなかったと思う。

私自身も、いろいろなことに対して「大人になったら治るよ」と言われていたので「大人になったら何でも解決するんだ」と思ってて、あまり心配してませんでした。

――周りの大人が個性を受け入れてくれていたのでしょうか。

鳥居:そうなのかな、私の周りがそうだったのかもしれないけど、今みたいに周りに対して過敏ではなかったと思います。

今は「発達障害だからイジらないでください!」とバリアを張ることができると思うんです。それは、心を守ることはできるけど、コミュニケーションを突っぱねちゃう行為でもあるかもしれない。

でもイジられたり、いじめられたりして困ってる人もいるだろうし、“イジり”なのか、いじめなのかという問題もありますよね。でも本当は“イジり”なんてものは存在しないのかもしれないとも思います。難しいですね。

◆今では「ちょっと変な幼少期で良かった」

――鳥居さん自身は、いじめられたりしたことはありますか?

鳥居:いじめはありましたけど、学生時代って標的が自分に一度は回ってくるものじゃないですかね。みんな、何かしら経験しているんじゃないかな。私の場合は、「いつか何かで売れて、こいつらを見下してやろう」という負のエネルギーでここまでこれてます。

人の目を見る時に目を見開いてしまう癖をコンプレックスに思うこともありましたが、そういう多感な時期を経験して、芸人になったことでマイナスをプラスに変えられるようになりました。いまでは、ちょっと変な幼少期で良かったなと思っています。

――コンプレックスに感じる時期もあったんですね。「でこりん」が話している時や、パニックになっているときなどの動きや表情がとても分かりやすくて、子どもが見ても伝わりやすいんじゃないかと思います。

鳥居:本当ですか? 嬉しいです。あれは子ども向けにやっているとは思っていなくて、本当に自分のまま表現しているだけなんです。

<取材・文/都田ミツコ 撮影/山田耕司>

【都田ミツコ】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください