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「女って怖い……」ピュアな浮気を察した“34歳女優の笑顔”にゾゾゾ…すれ違う2人の恋の行方|NHK大河ドラマ『光る君へ』第16回

女子SPA! / 2024年4月28日 15時45分

それから、まひろは悲田院にやってきた子どもたちの看病を続けていたが、次々と亡くなっていく。なにもかも不足しているようにしか見えない。そりゃあそうだ、上が何もしないのだから。

一方、そこに道兼(玉置玲央)がやってくる。悲田院に行こうとした道長を「汚れ役は自分の役目」と言って止めたのだ。結局、道長もやってきたわけだが、道兼が前回とは見違えるような表情に。父との鬱屈とした関係がなければ、道兼ももっと早くから政の才を発揮していたのだろうけれど……。

悲田院の状況に絶句する道兼と道長。

そしてここで出会ってしまう道長とまひろ。発熱し、もうろうとした状態のまひろと道長が偶然ぶつかったのだ。

しばし、見つめ合う2人だったが、まひろはそのまま意識を失う。道長の腕の中で。

◆ときめきしかないのだが……道長との再会

まひろを抱き上げ、家まで送る道長。そのまま看病をする。為時らはもちろんびっくりである。自分たちよりもずっと位の高い道長が娘を抱いて帰ってきた上に、看病するというのだから。

ずっとまひろに語りかけながら看病をする道長。それは倫子(黒木華)にも明子(瀧内久美)にも見せない姿。愛というより、もっと深いところでつながっている。一緒に乗り越えてきたものが大きすぎる故だろう。

とは言え、特別な女性であることに変わりはない。道綱が石山寺で良い女と出会ったと、言いまひろの名を口にした途端に道長の表情が変わっていたが、もし夜這いが成功していたら道綱の命はどうなっていたことやら……。

それにしても、ここまでままならないものなのか、道長とまひろ……。

◆倫子の笑みが怖い

一晩、家を空けた道長を迎える倫子。

道長の姿を見送り。恐ろしいことを口にする。

「殿のお心にはもうひとりの誰かがいるわ」

自分でも、明子でもないもうひとり。

そして、怒るでもなく、笑う。

この笑いがどういう意味なのかが分からなくて怖い。

もうひとりいるなら、道長の言動に合点がいくということか。倫子は鷹揚にしていても、自分とは文のやりとりをしていなかったのに、明子とはしていたのか、と気にしていた。周りが想像しているよりも、倫子は道長に強い想いを抱いているのでは?

そして、その相手がまひろだということもすぐに察するのでは……いや、もう察している?

「香炉峰の雪」についても触れなければと思っていたのだが、すっかり後半の展開に持っていかれてしまった……

<文/ふくだりょうこ>

【ふくだりょうこ】
大阪府出身。大学卒業後、ゲームシナリオの執筆を中心にフリーのライターとして活動。たれ耳のうさぎと暮らしている。好きなものはお酒と読書とライブ

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