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「毎日の料理がつらい…」ダメな自分って決めつけないで!“コンビニ飯に手を加えるだけでも立派な調理”に目からウロコ<漫画>

女子SPA! / 2024年5月9日 8時46分

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家事の中でもっとも負担が大きいのが料理。1日に3回もごはんタイムがあるとなっては、それだけでヘトヘト。夫が手伝う家事の割合が低いのも、料理ではないでしょうか。

◆夫は家事をしてくれるけれど…

『料理は妻の仕事ですか?』(KADOKAWA)は、料理を多方面から見なおした一冊。料理の概念そのものを覆(くつがえ)してくれたのは、本書の監修を担当するフードライターでコラムニストの白央篤司さんです。

“手作りだからこその愛情”、“レトルトやお惣菜は手抜き”、等々、いったい誰が決めたんだ!という暗黙のルールや、妻を苦しめる罪悪感を、気持ちよく一掃してくれましたよ。

本書の主人公で著者のアベナオミさんは5人家族。人数分の食事を作るのだけでもう大変。「献立が思い浮かばない…何を食べたいのかもわからない」。もういや、ごはん作りをお休みしたい。そんなあなた、これからは堂々とお休みしちゃいましょう。

◆自炊力って何だろう

自炊と聞くと、手作りという言葉がまず連想されます。本来自炊の意味は、自分の食事のために自ら炊事、つまり調理を行うことです。

本書に登場する「自炊力」は「いろいろなスキルの総合力」。ひとことに料理といっても、その中には様々な工程がありますよね。

本書による分類は以下になります。

「買い物に行って、その場で献立を考える」

「家にある食材とかけ合わせて何を作るか決める」

「食材の質と値段のバランスを考える」

「栄養バランスも気にかける」

「調理する」

「残ったものにそれぞれに適した状態でしまう、保存する」

この間に洗い物をする、ゴミを片付ける、等々の料理のサブ家事が加わりますから、料理などひとことで言っていられない労働力になるのです。

これを日々こなしている妻のスキル、つまり自炊力はかなりのもの。料理は必ずしも妻の仕事ではないし、料理があまり得意でない妻もいます。

単純に料理したくない日もあります。そんな時は出来合いのものでもいい、コンビニ飯でもいい。大切なのは、家族が食事を楽しくおいしくいただくこと。

夫や子供がそれぞれ自炊力をつければ、料理の大変さも理解してくれますし、妻の立場も変わってきます。まずは自炊力の自由さを知ってもらいましょう。

◆自炊力はこんなに自由

本書によると、「自炊をはじめるとして、作ってみたいものは?」の質問に対して「グラタン、おでん、カルボナーラ、揚げ出し豆腐、天ぷら、里芋の煮っころがし」などがあがったそうです。

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