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彼氏が私のパンツをオークションで売りさばいてた…気づいたきっかけは/びっくり体験人気記事

女子SPA! / 2024年5月8日 15時47分

 相手の許可なしにプライベートを詮索してはいけないと思いつつも、興味本位から覗いてみると、どうも見覚えのあるラインナップばかりが出品一覧に並んでいました。ミユキさんがここ最近購入した下着と完全に一致したのです。

「お気に入りのブランドで揃えているのですぐに気が付きました。不審に思って、お風呂から出てきた彼に説明を求めました。そうすると、彼はとても慌てた様子で必死にはぐらかそうとしたのです。『これは何かある』と勘が働き、追及したところ全てを白状しました」

◆用意周到な隠蔽工作にもドン引き

 彼が白状したところによると、同棲生活を始めて間もない頃から犯行に及んでいたのだそうです。その事実を知った瞬間、急に彼が得体のしれない怪物のように感じられたそうです。しかも、それだけではありません。

「用意周到にも、同一商品を事前にネットで購入し、バレないように工作していました。受取先もコンビニや局留めにするなど、隠蔽工作をしていたんです。下着を売っていたこともそうですが、私にバレないように、色々と手を回していたっていう事実に、本当に気味悪くなっちゃって…」

 彼は必死に謝罪をしてきたそうです。しかし、それまでのミユキさんの抱いていた好印象がかえって仇となり、どうしても許せなくなってしまいました。

◆ネットカフェやホテルに一時避難

「同じ部屋の中に、そんな犯罪じみたことをする人がいるっていうのが、気持ち悪くて、部屋を解約するまでは地獄でした。家にも帰りたくなくなって、ネットカフェやホテルなどを転々としてなるべく帰らない工夫もしていたのですが、それにも限界があります。もちろん、彼は謝罪してくれたんですけど、もう二度と信用することなんてできません」

◆実家に戻り精神科に通いながら療養中

 ミユキさんの心理的ダメージは大きく、会社にも出社することができなくなってしまいます。心身に不調が出てそのまま会社を退職し、逃げるようにして実家の福岡に帰りました。

「なにより、人間を信用することができなくなってしまったのが辛いです。仕事もできて、性格も良いと思っていた人がこんなことをするなんてショックです」とミユキさんは語ります。現在は精神科に通いながら療養生活を実家で送っています。

 もしかしたら、彼にも、お金をどうしても工面しなければならない理由があったのかもしれませんが、彼のしたことは到底許されるものではありません。そのような卑劣なことに手を出す前に、ミユキさんに事情を打ち明けていれば、こんな悲劇にはならなかったでしょう。

―シリーズ「クズ男ダメ男エピソード」―

<文/浅川玲奈>

【浅川玲奈】
平安京で生まれ江戸で育ったアラサー文学少女、と自分で言ってしまう婚活マニア。最近の日課は近所の雑貨店で買ってきたサボテンの観察。シアワセになりたいがクチぐせ。

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