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47歳人気アナ、実はジュノンボーイだった!新人ナルシストアナをぶった斬った“苦節マウント”とは

女子SPA! / 2024年5月13日 8時46分

 自分が一番映える角度を研究することに余念がない。が、ここで待ったをかけたのが、最上段のベテランアナウンサー席に座る渡辺和洋アナだった。いきなり横やりを挟んできてなんだよと思ったら、そっか、渡辺アナもまたジュノン出身者。

 曰く、東中アナが選出されたベスト35は正確には“ジュノンボーイ”ではないというのだ。ジュノンボーイの称号は、ファイナリストだけが正式に名乗るべきだと強く主張。筆者が文頭で“出身者”とあえて明記しておいたのはそのためである。

◆唯一のジュノンボーイ・アナウンサー

 2年目の新人アナを前に大ベテランがなんだか大人げないなと思うのだが、渡辺アナはファイナリスト中、第4位(審査員特別賞)。我こそはジュノンボーイとばかりに持って回った言い方で「僕です」といってしまえる。

 ファイナリスト当時の写真が紹介されたが、確かにピカピカのイケメン。というわけで、渡辺アナがフジテレビで唯一のジュノンボーイ・アナウンサーということになる(三浦翔平が審査員特別賞を受賞した2007年・第20回で日本テレビアナウンサー・川畑一志がファイナリストに選出されている)。

 渡辺アナがコンテストに参加したのは、1996年(第9回)。応募者総数が1万人を超えるのはちょうど翌年からだから、まだまだ開催規模は発展途上だったとはいえ、だからこそ、ジュノンアナウンサーの元祖感はひしひしと伝わる。

◆渡辺アナの力技は“苦節のマウント”?

 いや、ひしひしではなく、じりじりといったほうが表現が正確だろう。最前列にルーキーとして座り、17158人という応募者総数まで誦じる東中アナは、MCさんまからもっとも距離が近い。話題が振られやすく、カメラにはっきり写りやすいポジション。

 対する最後列の渡辺アナは、すでに47歳でお世辞にもピチピチ感はないけれど、その分距離の遠さをベテランのトーク術でカバーする。話題を振られずとも自分から取りに行く。

 フジテレビ入社は2001年。過去には辛酸をなめた経験も……。阿部サダヲ主演の話題作『不適切にもほどがある!』(TBS、2024年)でも不倫バッシングを受けた小関裕太扮する人気アナウンサーが再びお茶の間に顔を出すまでの過酷さが描かれていた。

 そう考えると、東中アナのジュノン・ナルシストトークを後段から自分のジュノン・ファイナリストトークとして奪取する渡辺アナの力技は、“苦節のマウント”だったのだろう。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」他寄稿中。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu

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