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M-1王者が「美容雑誌の表紙」になった謎…編集部が明かした”納得の意図“

女子SPA! / 2024年5月17日 15時46分

美容に全く興味がない人、機会があったらやってみたい人、積極的にやろうとしている人。世間の男性の人口分布のようなイメージになったらいいな、と考えていました」

――『ウレアカ?』が始まった直後に、3組とも「ABCお笑いグランプリ2023」で決勝に進出していましたよね。お笑い的な先見の明も感じました。

「私はお笑いにあまり詳しくなかったので、2022年の夏の終わりくらいから構成作家さんや吉本興業の社員さんに若手の芸人さんについて英才教育を受けたんです(笑)。

もともとこの企画には、本職であるお笑いで何かを成し得ていく人たちを選びたかったんですよ。お笑いで評価されるであろうことを前提として、人柄と美容との距離感のバランスも重視していたので、この三組に絞るのにはかなり時間がかかりました」

◆美容を知ったことでの気持ちの遍歴を見せてもらいたかった

――『ウレアカ?』の企画について、芸人さん側からとまどいの声が聞こえたことはありましたか?

「最初に『無理やりやらなくていいです。やりたくないときはハッキリ言ってください』と伝えていましたし、無理やりのオファーは出さないことも約束していました。なので『だったら気楽でいいかも』といった反応でしたね。

あくまでも、美容を知ったことでの気持ちの遍歴(へんれき)を見せてもらいたかったんですよ。もし何も変わらないならそれなりの理由があるはずなので、それがわかるだけでも意味があると思ったんです」

――メインとなったのが美容のレッスンやハウツーの動画ではなかったことが意外でした。

「『VOCE』がやるとなると、多くの人がそういうコンテンツを想像したかと思います。でも、それだと見てくれるのは、はなから美容に関心のある男性だけになってしまうので……。

美容を縁遠く感じている男性に興味を抱いてもらうには、同じような感覚を持つ芸人さんの姿を見てもらうことが一番ではないかと思ったんです」

◆美容に接してこなかった芸人からの「もっと教えてほしい」に感動

――第一弾のドキュメントの中で、特に印象に残っている出来事はありますか?

「気持ちの変遷でいうと、全く美容に接してこなかった、むしろ遠ざけていたようなところがあった素敵じゃないかの柏木(成彦)さんが『もっと教えて欲しい』と言い始めたところで何かが動いた!という感動がありましたね。

令和ロマンの髙比良くるまさんが、初めから明確なビジョンがあってそれをハッキリと言語化できていたことも凄かったですね。彼の場合は顔のニキビがコンプレックスで、お客さんがそこに注目してしまう可能性を考えて、ノイズを消したいと思っていたんだそうです。表舞台のプロの人間としての美容の使い方をしている人だと思いました」

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