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コンビニ大手3社「パン部門」で“圧倒的な存在感を放つ1社”。他2社との差を解説

女子SPA! / 2024年5月26日 8時45分

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 コンビニパン、レベル上がってます。

 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 コンビニエンスストアが絶好調です。インバウンド消費に加えて、各社が独自の差別化戦略を打ち出したことで、2024年4月に発表された大手3社の営業利益(事業利益)は過去最高を更新しました。

 お弁当、お惣菜、スイーツ、アイスなど、商品を見ていくと、驚くほど魅力的に進化していることに気がつくでしょう。しかも最近はコスパを実感するオリジナル商品も多く登場し、“スーパーよりも高い”という印象もかなり薄れているのではないでしょうか。

◆ファミマのパンの“圧倒的存在感”

 そして今回特に注目したいのが、ベーカリーコーナー。お手頃な総菜パンや菓子パンがずらりと並び、おにぎり以上に売り場面積がぐんぐん広がっています。

 そしてその実力を3社で比較していくと、ファミリーマートの圧倒的な存在感に気がつきました。えっ、そんなに違うの? セブンもローソンもおいしいのあるよ……と思っている人もいらっしゃるでしょう。

 そこで今回は、ファミマのパンにおける強みや魅力にせまり、そのスゴさがどこにあるのかを考えてみることにしましょう。

◆ファミマは「バター」と「生クリーム」で独自の世界を作っている

 はじめに結論から言いますと、ファミマのパンが愛される理由は、「バター」と「生クリーム」という2つの食材を生かし、それをわかりやすく打ち出している点にあります。

「えっ、パンだったら当たり前じゃない?」と思われそうなことかもしれませんが、単に使っているだけではありません。

 バターと生クリームによって“ファミマならではのおいしい世界観”を作りあげているのです。いったい、どういうことなのか、商品を紹介しながら説明していきたいと思います。

◆クロワッサンシリーズの本気度が高い

 クロワッサンが再びブームになりつつある今、ファミマではヤマザキとタッグを組み、さまざまなクロワッサン商品を生み出しています。

 例えば、メロンパン生地を組み合わせた「バタークロワッサンメロンパン」(145円)、バターがポイントの「焦がしバターのクロワッサン」(118円)、しっとりとした新しい食感が特長の「生クロワッサン ダブルチョコ」(145円)。

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