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キズパワーパッドが、皮膚みたいにピタッと貼れた!正しい貼り方のコツ

女子SPA! / 2024年6月1日 8時45分

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すり傷、切り傷、パンプスの靴ずれまで、大人も子供もお世話になる絆創膏。先日、あるX(旧Twitter)ユーザーが投稿した「バンドエイド キズパワーパッド」(以下、キズパワーパッド)の貼り方のコツが話題となりました。

「すぐにはがれてしまう」と感じることもあるキズパワーパッドですが、実は正しい貼り方をすれば人工皮膚とも思えるような粘着力と治癒力を発揮してくれるというのです。

キズパワーパッドの正しい貼り方とは……実は、公式サイトに何から何まで書いてありました! 湿潤療法(モイストヒーリング)なので、ピタっと貼って乾かさないことが重要なんですね。そこで公式サイトを参考に、ポイントを解説します。

◆コツ①まずは傷口を水で洗う

キズパワーパッドを貼る前に、傷口を水道の流水で洗い流す必要があります。この時、「消毒液やクリームなどは塗らないでください」(公式サイト、以下同)とのこと。その理由は、傷修復のために働く細胞にダメージを与えてしまい、治りにくくなることがあるからだとか。

◆コツ②貼る前に、キズパワーパッドを両手で1分間はさんで温める

粘着力を高めるために、傷のまわりの水分や油分を清潔なタオルやティッシュペーパーで拭き取ります。

傷口を拭き終えたらいよいよキズパワーパッドの登場ですが、貼付前に「両手で挟んで1分ほど温めることで肌なじみが良くなります」。これは知りませんでした。粘着力もアップするそうです。大きさは傷よりも一回り大きめのものを使うと効果的。

◆コツ③貼った後も、1分間、手のひらで覆う

貼付して一息つく前に最後の一手が重要です。キズパワーパッドを隙間なく貼り付けて傷口の潤いを保つ必要があります。そのために、「貼付後もキズパワーパッドを手のひらで覆って1分間温めましょう」。こうすることで、端まで密着することができるそうです。これも知らなかった!

実際にやってみました。貼付後もしっかりと押さえると、肌にぴったりとくっつき、簡単には剥がれなくなりました。

その後も経過を観察しつつ、どうしても「体液(滲出液)がキズパワーパッドから出てきてはがれてしまったら、傷口を洗い、新しいものにはり替えましょう」とのこと。はがれにくい場合には、温水をキズパワーパッドと皮膚の間に流しいれるようにすると剥がれやすいそうです。

もっと詳しい情報は、キズパワーパッドの公式サイトに書かれています。

◆適した傷と、そうでない傷がある

ちなみに、キズパワーパッドに適した傷と、適さない傷があるとのこと。

転んで擦りむいてしまう子供に多い擦り傷や切り傷、パンプスなどの革靴を履いた際に起こりやすい靴擦れ、外反母趾やタコ・ウオノメなどにも使用可能。傷の種類に合わせたさまざまなタイプのキズパワーパッドが出ているんですね。

でも、過信は禁物です。裂け傷や刺し傷、噛み傷、重度のやけどなどは、病院で専門の処置が必要だそうです。

何も考えずに貼っていましたが、何事にもコツがあるものですね。

<文・写真/織田繭>

【織田 繭】
製薬会社でMRを4年間経験。「自分がやりたかったことはこの仕事なのか」と疑問に感じ、悩んだ結果、幼少期からの夢だった「文筆家」を目指すことを決意し、退職。2021年にライターに転身

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