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ストーカーの恐怖、行く先々追いかけてくる気配と音。同僚・友人の本当の顔って?<漫画>

女子SPA! / 2024年6月7日 15時46分

ストーカーの恐怖、行く先々追いかけてくる気配と音。同僚・友人の本当の顔って?<漫画>

学生生活の傍らアルバイトにも精を出す、ヒバリは今時の女の子。充実した日常が壊れはじめたのは、あの鈴の音を聞いてから。『消えたストーカーと浮気相手 スズノネ』(KADOKAWA)は、日常にひそむ恐怖をあぶりだした問題作です。

◆私を脅かすのは誰?

主人公・ヒバリが最初に鈴の音を聞いたのは、アルバイト先の同僚、タクローがスマートフォンに付けていたストラップでした。

彼の祖母の形見だというその鈴の音が、なぜか頭から離れません。ヒバリが行く先々で、チリンという鈴の音が追いかけてきてくるのです。ついには、家のドアの前にタクローが立ち尽くしていて…。

ことの発端は小さなことでも、一度気にしてしまうと頭の中にこびりついて、やがて伝染病のように体中をむしばんでしまうもの。ヒバリの毎日は鈴の音に支配され、鈴の音の恐怖はそのままタクローへの猜疑心(さいぎしん)へと変わっていきます。タクローはストーカーかもしれない、そんな妄想に苦しめられていくのです。

◆ストーキングの鈴の音、その正体は?

自らを追いつめていき、ついに言動までおかしくなってしまうヒバリ。そんなヒバリを常に心配し、元気づけていたのが親友のとうこでした。

ヒバリととうこはルームメイトで、アルバイト先も一緒です。そんなとうこが阻止するのを振り切って、ヒバリはタクローをストーカーだと責めてしまいます。

しかし、タクローは随分前から鈴をはずしているという事実が判明。ヒバリは愕然(がくぜん)とします。

鈴の音の正体は何?信じていいのは誰?二転三転する結末に、あなたの背筋は凍るはず。目の前で繰り広げられる現実は、はたして本当に真実なのでしょうか。

◆アロマの匂い、クローゼットの鈴の音

1冊におさめられた続いての作品「消えた旦那の浮気相手はずっと隣にいました」の主人公・ゆみは結婚3年目。結婚相談所でマッチングした夫は公務員で、おたがい条件重視で一緒になりました。

愛のない生活はじょじょに破綻し、ゆみが離婚に踏み込もうとした矢先に、匂ってきたのが夫の浮気疑惑です。

“別に夫が浮気しようがかまわない。とはいえ自分が不在の時に女を連れ込まれるのはたまらない。家の中に見ず知らずの女の香水が漂うのは、生理的に嫌だ”

この心理は、読んでいてとてもよくわかります。夫や夫の浮気相手はどうでもいい、でも自分が暮らす家を汚されるのは我慢ならない。

ゆみは夫の言動を注視し、入念に探りを入れはじめます。するとどこからか、鈴の音が聞こえてくるのです。

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