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お迎え後にエイズ感染が発覚したサビ猫。飼い主さんに守られながら暮らす“現在の姿”にほっこり

女子SPA! / 2024年6月26日 15時47分

お迎え後にエイズ感染が発覚したサビ猫。飼い主さんに守られながら暮らす“現在の姿”にほっこり

【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.146】

「りんご猫」とは、FIV(ネコエイズウイルス)に感染している猫のこと。FIVはHIV(ヒトエイズウイルス)とは違って人にはうつらず、一生発症しないまま、ニャン生を終える猫もいます。

 しかし、そうした情報は正しく広まっているとはいいがたく、FIVキャリアの子は里親が決まりにくいのが現状。cenzankou(@cenzankou)さん宅で暮らすサビ猫きなこちゃんも、りんご猫。

 飼い主さんは動物愛護センターから、きなこちゃんを迎え入れました。

◆動物愛護センターからの譲渡後に「FIV」が判明

 2017年、飼い主さんは里親募集サイトにて“命の期限”がついているサビ猫を探していたところ、動物愛護センターに収容されているきなこちゃんを発見。ボランティアさんの話しかけにお返事する姿を見て、引き出してあげたいと思いました。

 FIVであることが判明したのは、譲渡後。血液検査を行った結果、陽性反応が出たのです。

「検便ではマンソン条虫と瓜実条虫が出たので、外暮らしでカエルなどを食べていたようです」

◆警戒心強めかと思いきや……

 譲渡時から歯肉炎があり、前歯は3本。歯はFIVに罹患した時に顔が腫れて抜けたと考えられています。

 お迎え当日、きなこちゃんは脱衣所にある洗濯機の上でじっとしながら威嚇。そのため、飼い主さんは脱衣所に猫トイレを置き、洗濯機の上でご飯を食べてもらいました。

 警戒心強めな姿から家慣れには時間がかかるかと思いきや、お迎えから3日目、きなこちゃんの態度に嬉しい変化が。ご飯の後、飼い主さんの膝に乗ったり、ズボンで爪とぎしたりと、怖がりながらも甘えてくれたのです。

◆お喋り好きで謎の“パンチ癖”を持つ愛猫との日常

 ただし、人が立つ、座るなどするとベッド下へ逃げ込んでしまったそう。そこで、飼い主さんは「見えてません・構いませんアピール」をし、甘えてきた時にだけ撫でることにしました。

「しばらくはベッドの下が住処でしたが、迎えて1ヶ月半を過ぎた頃、初めて私のベッドに上がり、布団の上で丸くなってくれました。それから半月後には枕に乗り、顔に寄りかかってくれたんです」

 共に暮らす中で、飼い主さんはきなこちゃんの愛くるしさをたくさん知りました。お喋り好きのきなこちゃんは飼い主さんが話しかけると、かわいくお返事。サイレントニャーを返してくれることもあります。

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