1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「新垣結衣は私たち原作ファンの思う彼女そのもの」宇垣美里が人気マンガ実写化で泣き出しそうになった理由

女子SPA! / 2024年6月18日 8時44分

 特に冒頭、槙生が朝にかける真摯な言葉とその力強い眼差しに、思わず心が震え泣き出しそうになった。その瞬間から、この人が槙生ちゃんなんだ、と確信した。

◆分からなくたって、あなたは私の大切な人

「あなたの感情も、私の感情も、自分だけのものだから。分かち合うことはできない。」というセリフに代表されるように、この作品に通底するメッセージは、人は、他人は、どうしようもなくまるで違うということだ。

 まるで違う相手を気遣いながら、理解できなくてもそのままに見つめて尊重し、自分だけの孤独を抱えてそっと寄り添い生きていく。その営みを愛と言わずして何と呼ぼう。

 分からなくたって、あなたは私の大切な人。そんな関係にじんわりと心が癒された。

『違国日記』

監督・脚本・編集:瀬田なつき 原作:ヤマシタトモコ 音楽:高木正勝 出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、瀬戸康史 配給:東京テアトル ショウゲート/139分 ©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会 

<文/宇垣美里>

【宇垣美里】
’91年、兵庫県生まれ。同志社大学を卒業後、’14年にTBSに入社しアナウンサーとして活躍。’19年3月に退社した後はオスカープロモーションに所属し、テレビやCM出演のほか、執筆業も行うなど幅広く活躍している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください