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“旅の効能”の虜に。一人旅を繰り返す漫画家が台湾で住みたい街1位は……

女子SPA! / 2024年6月15日 8時45分

――日本と違う場所って、散歩するだけでも楽しいですもんね。

まえだ:そうですね。台中にはインドネシア人街やベトナム人街があり、台湾のなかでさらに異国を旅するような感覚も味わえます。日本統治時代の建物も素敵ですが、どちらかというと西区エリアの古い街並みが好みで。ノスタルジーをビリビリと感じます。


それから、台湾は街を歩くとセンスのいいカフェがあったり、お店に変わったお菓子が並んでいたりして、「なんだろうこれ…!」と興味をそそられることが多く、ミーハー心を満たしてくれます。見たことのない野菜が多いので、キッチン付きの物件で調理したいですし、スーパーで地元産のいろいろなバナナを買って食べ比べしたいです。日本で見かけるバナナは、概ねフィリピン産と台湾産ですが、台湾産のなかでも、いろいろな品種や産地があるんです。


――台湾は食も街も気候も魅力的ですね。

まえだ:何より治安がいいので安心できます。ぼーっと立っているだけで、「大丈夫?どこ行きたいの?」と話しかけられるくらい、台湾は人が親切です。平和に暮らせそうなので、Airbnbで短期滞在用の台湾物件を見るのも趣味に加わりました。

◆原動力は好奇心と、「旅の効能」を感じてきた経験から

――漫画を読んでいると非常に行動力がある印象です。ズバリその原動力はなんなのでしょう?

まえだ:見たことがないものを見てみたい!という好奇心に突き動かされることが多いです。具体的に行きたいところがあったり、会いたい人がいたりするときもあります。ただ、前々回の台湾行きは現実逃避からでした…!直前に嫌なことが続き、逃げだしたい気持ちで航空券を検索していました。

そうした特別なときでなくても、普段からスカイスキャナーアプリを開いて、行先を「すべての場所」にして検索し、安い順に並べて眺めるのが趣味です。「このくらいの金額でここに行けるんだー」と、見るだけで自由を味わえます。

――素敵ですね。

まえだ:99%が検索だけで終わりますが、単行本の冒頭のように、実際に行くこともあります。航空券をポチるのは、検索して眺める時間と地続きなので、私としてはそこまでハードルが高いとは感じていません。

そして、実際に旅に出て異文化のなかに身を置き、いろいろな価値観に触れると、悩みが形を変えたり、小さくなったり。違う道に気づくこともあります。そんな「旅の効能」を感じてきた私からすると、旅行は最も効果的な気分転換だと思います。

<取材・文/瑞姫>

【瑞姫】
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k

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