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Xで炎上「カジュアルおばさん」はイタい? 大人女性が“服装で守ってほしいこと”をスタイリストが解説

女子SPA! / 2024年6月14日 15時44分

つまり、ブログで解説されていた組み合わせの他に、定番アイテムの鮮度も重要だと言いたいのかもしれません。10年近く着続けているTシャツやデニムはどうしてもシルエットが古めかしくなってしまうので、それ=「カジュアルおばさん」と揶揄(やゆ)されるのではないでしょうか。若作りとは違いますが。

スニーカーに関しては、今回のアイテムのデザイン自体、若作りも何もありません。ただ難しいのは着る服との組み合わせバランスですね。スニーカーとの組み合わせで、相性の良いボトムスも悪いボトムスもあるので、それを間違えるとコーデが野暮ったくはなるかもしれません。

◆そもそも今回の画像の服装を「若作り」とは言わない

――大人女性の服装において、カジュアル=若作りでしょうか? また、若作りと思われやすい服装とはどういうものでしょうか。

角:いえ、カジュアルは若作りではありません。

この画像の「カジュアルおばさん」というのは、時代遅れになってしまったカジュアル服を今も着ている=若い頃の自分を捨てきれていないのでは?=無理に若作りしているカジュアルおばさん、と言いたいのではないかなと思います。

それに若作りというのは、今の若者が好んで着る、若者にしか着られないであろう突飛なトレンド服(今ならY2K)や、甘可愛いデザイン(フリルやレース)を無理して着ていることを指すので、本来の意味でいうと今回のような画像は若作りには入りません。着ている目的が違いますから。

リアルクローズに対して野暮ですが、あえてマイナスな表現をするとしたら若作りカジュアルではなく、最新流行ではないカジュアル? でしょうか。それでも全ての人が毎日洗練されている必要はないですし、着る場所のTPOによっては下ろしたてのデニムやTシャツなんて着られませんよね。例えば公園で子どもと遊ぶ時間などは泥まみれになるかもしれないわけですし……。それに、服を選ぶ気力がない日も、おしゃれをする必要がない日も、いくらでもあります。少し古くなった服を着て、画像のカジュアルおばさんのようなコーデで落ち着く日があるのは当たり前のことですよね。

◆90年代後半のギャルっぽいロゴTシャツがポイントのよう

――画像内で名指しで指摘されているロゴTシャツ、デニムパンツ、スニーカーは、アイテム単体としてはどうなのでしょうか。

角:仮に画像のアイテムの中でどれか一つを変えるとしたら、やはり一番目立ってしまうロゴTシャツでしょうか。このタイプのロゴTシャツは90年代後半・2000年代初期のギャルが着ていたようなデザインを彷彿とさせます。

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