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DVで妻子に逃げられたのに「俺は被害者だ」という夫。離婚後も続く“地獄のような嫌がらせ”<漫画>

女子SPA! / 2024年7月2日 8時47分

離婚から数年経ってようやく、当時の話を少しずつできるようになりました。今でも思い出すと心と体が苦しくなって、動けなくなることがあります」

◆「お父さんは話を聞いてくれない、会いたくない」

――離婚したからといって、当時の辛さや苦しみの記憶が薄れるわけではないですよね。

ねこ★はち「面会交流調停の取り決めで、子どもは隔月に1回夫と会うことになっています。夫は子どもの気持ちを無視して『一緒に○○に行きたい』『○○をしよう』と自分の意思だけで連れ回そうとします。

子どもも物心がつくようになって、夫と会うことを拒否するようになりました。『嫌だといっても聞いてくれない』『僕の話は聞いてくれない』と言っています。それでも元夫は、子どもは父親である自分のことを慕っていると思っています」

◆赤ちゃんとの面会交流に、ビー玉とおはじきを持ってきた

ねこ★はち「子どもが生後まもない頃、元夫が面会の際にビー玉とおはじきをもってきたことがあります。誤飲などの事故につながるから、持ってくるおもちゃは事前に教えてほしいとお願いをしました。子どものリスク管理などに不安があったため、面会条件には私の父親を同席、としていました。

子どもが望めば、頻度や時間を増やすことは可能だとしています。今もずっと面会には私の父が同席しています。父は遠目で見守る程度ですが、子どもは『お父さんと2人では会いたくない』と話しています。

面会日の調整も父がしてくれているので、私が元夫と直接会うことはないのですが、それでも面会日が近づくと体調が悪くなります。距離が離れて落ち着いてはいますが、いつまでも逃れられない気持ちでいます」

========

元夫からのDVで家を出てから離婚するまでに約5年かかったねこ★はちさん。離婚後も気持ちが完全に元に戻ることはありません。ねこ★はちさんのようなケースで離婚をした場合、共同親権がどのような影響を及ぼすか、次回はその懸念点について聞いていきたいと思います。

<取材・文/瀧戸詠未 漫画/ねこ★はち>

【瀧戸詠未】
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。Twitter:@YlujuzJvzsLUwkB

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