「共働き希望の男性が許せない」41歳女性の“カン違い婚活”。デート相手も逃げ出した“恐ろしい質問”とは
女子SPA! / 2024年8月8日 15時47分
恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験”を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、婚活に“リアルに役立つ情報”をお伝えします。
◆「女性ばかり損をするのは許せない」41歳女性
ひと昔前は、結婚したら女性は家庭に入るのがスタンダードな風潮でしたが、近年は結婚した後も共働きを望む男性が大半です。ですが理恵さん(仮名・41歳/会社員)は、婚活で共働き希望の男性に出会うたびに憤りを感じてしまうとのことで、婚活もうまくいっていないようでした。
理恵さんは30代の頃から婚活をしていますが、なかなか成婚までたどり着けず、悩んでいました。理恵さんの話を聞いているうちに、「男性なんだから〜すべき」「女性ばかり損をするのは許せない」という考えを持っているのに気づきました。
◆共働き希望の男性に、尋問口調で迫って逃げられる
「最近は、女性にもフルタイムで働いてほしいと言う男性が多いですよね。そういう男性に限って、家のことは何もせずに全部女性にやってほしいと思ってるんです。自分の稼ぎだけでは不安なくせに、家事は女性にやってもらおうなんて、男性としてどうなんですかね」
共働きを希望する男性には「家事はしっかりやるつもりなんですよね?」「もし子どもが生まれたら、育児にも参加してくれるんですよね?」といった調子で、尋問のように矢継ぎ早に質問して、男性を黙らせてしまうこともあったそうです。
男性は、はじめの方は話を合わせてくれるものの、だんだん口数が減っていき、早くデートを切り上げようとする人もいたようです。「私も、デートの後であの言い方はよくなかったなって後悔するんですけど……。こういうことは付き合う前にちゃんと確認しておかないと、結婚した後に自分ばかり損な役回りをすることになったら嫌じゃないですか」と、訴えるような顔で話す理恵さん。
◆彼女の価値観を偏らせた“ある人物の存在”
婚活をしている大半の女性は、共働きなら理恵さんのように、結婚相手に対して「家事をやってほしい」と考えると思います。しかし、理恵さんはその思いがあまりに過剰に感じられたので、会話して深掘りしてみることに。
すると背景には、彼女の母親の価値観が反映されていました。
彼女の父親は酒癖が悪く、稼ぎも少なかったため母親も働いており、夫婦仲は良くなかったそうです。そのため、理恵さんはお母さんから「お父さんは一家の大黒柱として尊敬できない。お父さんと結婚するんじゃなかった。理恵は、経済力があって、家庭を守ってくれる責任感のある男性と結婚しなさい」と言われて育ったそうです。そしてその刷り込みが、理恵さんの婚活に影響しているようでした。
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