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春ドラマ俳優ベスト5。“泣かせまくり”仲野太賀も凄かったけど、今クールのダントツNo.1は

女子SPA! / 2024年6月26日 15時44分

7月26日から公開の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』では、坂本龍馬役で出演。過去の偉人たちが現世で政権を担うという奇抜な設定で、どんな風雲児を赤楚が演じるのか、ワクワクします。

◆中川大志/『95』『滅相も無い』

深夜ドラマでの名演が光ったのは中川大志。1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生の物語を描いた『95(キュウゴー)』(テレビ東京系)では、祖父は政治家、父は大病院の経営者という高校生・鈴木翔太郎(通称・翔)を演じました。

主人公・広重秋久(通称:Q/髙橋海人)に大きな影響を与えるカリスマ的存在を、中川は見事に体現。本人はまだ生まれていなかった1995年の空気を確かに纏って、画面のなかでキラキラと輝いていました。第8話ではヒロイン・セイラ(松本穂香)との過去も明かされ、強さだけでなく高校生らしい未熟さや弱さも垣間見せたシーンは印象的。余すところなく翔という人物の魅力を表現していました。

ドラマ『滅相も無い』(MBS毎日放送・TBS系)では一転、怒れない大学生・川端を演じました。日本に突如現れた巨大な“穴”。“穴”に救済を求めて入ろうとする人々が、“穴”に入る前に、互いの人生を語り合うという物語です。中川が演じる川端は、幼少期から周囲に対して「違和感」は覚えるものの、「怒る」に至れない。怒り方がよく分からないという葛藤を吐露します。『95』とは一味違う、中川の繊細な心情表現に引きこまれました。

◆仲野太賀/『季節のない街』『虎に翼』

4人目は、テレビ東京系で放送された宮藤官九郎氏脚本『季節のない街』(昨年ディズニープラスで先行配信)の仲野太賀。

本作は12年前に被災して仮設住宅に身を寄せる人たちを描く群像劇。豪華キャスト陣のなかでも、仲野太賀の演技はひときわ涙を誘いました。仲野が演じたのは、母や幼い姉弟を支えながら暮らす与田タツヤ。タツヤには、お金の無心だけしにくる疫病神のような兄がいます。しかし母はそんな兄を溺愛。第2話で、タツヤが家族のためにコツコツ貯めてきたお金を兄に渡してしまうのです。

母と家族のことを想ってしたことが、母からは受け入れてもらえない。その哀しみと絶望を伝えた“泣き”の感情表現は、まさに仲野の真骨頂! 胸が張り裂けそうになったあのシーン。仲野とともに涙した視聴者は多いのではないでしょうか。

現在放送中の朝ドラ『虎に翼』(NHK総合)でも、ヒロインの夫となる青年・優三を愛らしいキャラクターに仕上げた仲野。いまだに“優三ロス”という方も多いことでしょう。でも大丈夫! 『季節のない街』と同じくクドカン脚本のドラマ『新宿野戦病院』(7月3日スタート/フジテレビ系)では、小池栄子とともに主演を務めるから! 金儲け主義の美容皮膚科医で“チャラくていけすかない典型的な気取り屋”という新タイプの仲野に、期待が高まります。

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